ルカ3:16
ヨハネはみなに答えて言った。「私は水であなたがたにバプテスマを授けています。しかし、私よりもさらに力のある方がおいでになります。私などは、その方のくつのひもを解く値うちもありません。その方は、あなたがたに聖霊と火とのバプテスマをお授けになります。
聖霊と火とのバプテスマを授けられることを、聖めという観点から考える
1.バプテスマ
ヘブル6:2
きよめの洗いについての教え、手を置く儀式、死者の復活、とこしえのさばきなど基礎的なことを再びやり直したりしないようにしましょう。
A) |
ユダヤ教では、『水を用いてのきよめ』あるいは『浸礼』は特別な位置をしめている。
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B) |
浸礼の強調点は、行為そのものよりも、その結果におかれている。浸されることよりも染められること。
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C) |
きよめの儀式は、主に仕えるために身を清潔にし、神に相応しい者となることに重点をおいた。
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2.聖霊
使徒1:4〜5
彼らといっしょにいるとき、イエスは彼らにこう命じられた。「エルサレムを離れないで、わたしから聞いた父の約束を待ちなさい。ヨハネは水でバプテスマを授けたが、もう間もなく、あなたがたは聖霊のバプテスマを受けるからです。」
A) |
聖霊は、神のみこころを成し遂げる(実現する)ために働かれる。
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B) |
『聖霊によって』祈り、語り、決断し、行動することが、新約聖書に記されている。『聖霊との交わり』である。
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C) |
聖霊に染められることが、聖霊のバプテスマである。きよい御霊に染まること。
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3.火
第1ペテロ4:12〜13
愛する者たち。あなたがたを試みるためにあなたがたの間に燃えさかる火の試練を、何か思いがけないことが起こったかのように驚き怪しむことなく、むしろ、キリストの苦しみにあずかれるのですから、喜んでいなさい。それは、キリストの栄光が現われるときにも、喜びおどる者となるためです。
A) |
練=絹をねる。心身や技芸を鍛える。
煉=鉱物を熱して不純物を取り除く。
錬=金属をねりきたえること。
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B) |
思いがけない火の試練はない。
驚き怪しまない=不信仰に陥らない。
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C) |
キリストの苦しみにあずかれるとは、多くの苦しみによって、完全なきよいお方だと証明されたように、私たちもきよめにあずかることができる。
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4.聖霊と火とのバプテスマを説明
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神の御心を実現する聖霊の働きによるバプテスマと精錬と試練を意味する火によるバプテスマというきよめの洗いの人生によって、神の聖さに染められること。
聖霊に染められずには、神の働きはできない。
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きよめられることを願い求めましょう!
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きよめられる事は、本来の自分を取り戻すこと。
すなわち、神の似姿にリバイバル(回復)されること。
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イエスは私であり、私はイエスである。