2017 devotion

主は私の羊飼い(8)

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詩篇23:1
主は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。

★父なる神の導きによって、イエス様のもとに来ることができる(ヨハネ6:44)

★人は、羊飼いである神のことばに導かれて生きる。(マタイ4:4)

【内容ポイント】
 羊飼いは羊の導き手であり、羊は羊飼いの声に導かれる。
 羊飼いの声に従う限り、羊は何一つ欠けることがない。

 

◎デボーションのための聖書箇所(詩篇119:57〜64)

A)『みことばは私の嗣業』

「嗣業」とは、神から賜った家系、地位、名前、家産、働きを継承することをいう。(造語で、キリスト教用語)

 

57
主は私の受ける分です。私は、あなたのことばを守ると申しました。

受ける分⇒神から賜った嗣業
守る⇒保護する、保つ、見張る、気をつける、初めにあった状態に戻しそれを維持する。

58
私は心を尽くして、あなたに請い求めます。どうか、みことばのとおりに、私をあわれんでください。

請い求める⇒足らなくなったものを元に戻すために請求する。
みことばどおりにあわれんでください⇒みことばの嗣業を取り戻すことができるようにあわれんでください。

59
私は、自分の道を顧みて、あなたのさとしのほうへ私の足を向けました。

道を顧みる⇒今まで歩んできた人生を振り返って反省する。
足を向ける⇒嗣業のみことばに立ち返る。

60
私は急いで、ためらわずに、あなたの仰せを守りました。

急いで、ためらわず⇒迷わない、疑わない、不信仰に心を向けない。
仰せを守る⇒嗣業のみことばを正しく受け止め、維持する。

61
悪者の綱が私に巻き付きましたが、私は、あなたのみおしえを忘れませんでした。

悪者の綱⇒嗣業を手放すように働きかけてくるもの。
みおしえを忘れない⇒嗣業のみことばを全うする。

62
真夜中に、私は起きて、あなたの正しいさばきについて感謝します。

真夜中に起きる⇒思い煩いが重くのしかかっている。
正しいさばきに感謝する⇒思い煩いから救われるには神の正しいさばきを信頼すること。

63
私は、あなたを恐れるすべての者と、あなたの戒めを守る者とのともがらです。

主を畏れ敬ってみことばという嗣業を守るものたちを友として選ぶこと、

64
主よ。地はあなたの恵みに満ちています。あなたのおきてを私に教えてください。

地に恵みが満ちている⇒表面には恵みが見えていない。それは罪のため。信仰の目を持って見るなら恵みが満ちて見える。
おきてを教えてください⇒みことばが教えられることによって信仰の目を開かれるから。

【デボーションのポイント】
心にとまるみことばは、羊飼いであるイエス様から賜った嗣業です。
今までに、どのようなみことばが与えられましたか?
そのみことばを今も大切に守っていますか?

★聖書は、人類にとって「衣鉢相伝」(いはちそうでん)の書物

「衣鉢相伝」の意味
教法や奥義を伝え継承すること。弟子が師の教えを受け継ぎ伝えること。今では広く先人の事業や業績を継ぐことにもいう。

【俳句】
     みことばは 花守ならぬ ひつじ守り

 

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