2017 devotion

主は私の羊飼い(3)

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詩篇23:1
主は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。

★父なる神の導きによって、イエス様のもとに来ることができる(ヨハネ6:44)

★人は、神のことばに導かれて生きる。(マタイ4:4)

【内容ポイント】
 羊飼いは羊の導き手である。
 羊は羊飼いの声に導かれる。
 羊飼いの声に従う限り、羊は何一つ欠けることがない。

 

◎デボーションのための聖書箇所(詩篇119:17〜24)

A)『失敗の経験を通して悟ったこと』

119:17

あなたのしもべを豊かにあしらい、私を生かし、私があなたのことばを守るようにしてください。

119:18

私の目を開いてください。私が、あなたのみおしえのうちにある奇しいことに目を留めるようにしてください。

119:19

私は地では旅人です。あなたの仰せを私に隠さないでください。

119:20

私のたましいは、いつもあなたのさばきを慕い、砕かれています。

119:21

あなたは、あなたの仰せから迷い出る高ぶる者、のろわるべき者をお叱りになります。

119:22

どうか、私から、そしりとさげすみとを取り去ってください。私はあなたのさとしを守っているからです。

119:23

たとい君主たちが座して、私に敵対して語り合ってもあなたのしもべはあなたのおきてに思いを潜めます。

119:24

まことに、あなたのさとしは私の喜び、私の相談相手です。

 

★主のことばのことを示している語句
 「み教え」「仰せ」「さばき」「さとし」「おきて」

◎デボーションのポイント
1)17節−18節
羊飼いのことばを守れるように懇願するほどの苦い経験をした

2)19節
羊飼いに導かれる人生は、旅人としての人生と同じ。
「仰せを隠さないでください」とは、「羊である私への声かけを与え続けてください」と懇願していること。見捨てないでくださいという意味

3)20節−21節
「さばき」は、善悪をはっきりと確定すること。
自己義を砕き、羊飼いのことばを尊重する信頼の姿勢を表している。
羊飼いは、罰する前に必ず悔い改めへと導く。

4)22節
羊飼いとともに歩むようになると、そうでない者達からそしられさげすまれるようになる。しかし、羊飼いの声を守り通すことによって、そしりとさげすみが尊敬と信頼へと変わる。

5)23節
「君主」⇒権威や力⇒多数決、ヒューマニズム、経済主義など
羊飼いの声を聞かせない働きに惑わされないために、羊飼いのことばをいつも思い起こす。

6)24節
失敗の経験を通して悟ったことは、羊飼いのことばは羊にとって喜びであり相談相手であるということ。

 

【礼拝メッセージの内容メモ】
 ★聖書は、人を「斉紫敗素」(せいしはいそ)な者へと導く。

『斉紫敗素』の意味

知者が事を行えば災いを福に変じ、失敗を成功に転じることのたとえ。斉の国でもてはやされた紫色の絹も、もとは粗末な古い白絹を染め直したものであるの意味から。
「斉紫」は中国戦国時代の斉の国で産出した紫色の布地。「敗素」は古い白絹。敗素を紫地に染めただけで、斉紫は値段が十倍にもなったといわれる。

【俳句】
    人生の 雪崩のあとに 春が来る

 

 

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