『含垢忍辱』(がんこうにんじょく)
じっと恥辱を耐え忍ぶこと。
「垢」=あか、よごれ、けがれ。
「忍辱」=侮辱や苦しみに耐え忍び、心を動かさないこと。
1.ソロモンの廊を歩かれたイエス様(ヨハネ10:22〜23)
10:22
10:23 |
そのころ、エルサレムで、宮きよめの祭りがあった。
時は冬であった。イエスは、宮の中で、ソロモンの廊を歩いておられた。
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【内容観察】
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★宮きよめの祭り
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シリアの王アンティオコス四世によって圧政の中にあったユダヤ人はエルサレムが破壊され、神殿が汚されていたのを取り戻すための戦いをした。(マカバイ戦争紀元前168年〜141年)アンティオコスの急死によって終戦。エルサレムと神殿を取り戻し、それを主のために清めたことが起源である。奉献の祭り、光の祭りとも呼ばれる。 |
★時は冬であった
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クリスマスとほぼ同じ時期に行われていた。寒い時期。 |
★ソロモンの廊
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第二神殿を修復したヘロデ王が、自分の威光を他国人にも見せつけるため、神殿の外庭に新たに設けた回廊。
異邦人も自由に入ることができるところ。 |
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【イエス様のお気持ちを考える】
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御自身のからだを神殿にたとえられたイエス様
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(ヨハネ2:19〜21)
イエスは彼らに答えて言われた。「この神殿をこわしてみなさい。わたしは、三日でそれを建てよう。」そこで、ユダヤ人たちは言った。「この神殿は建てるのに四十六年かかりました。あなたはそれを、三日で建てるのですか。」しかし、イエスはご自分のからだの神殿のことを言われたのである。 |
本当に神殿がきよめられているのでしょうか。 |
【デボーション参考ポイント】
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教会はキリストのからだです。
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(エペソ1:23)
教会はキリストのからだであり、いっさいのものをいっさいのものによって満たす方の満ちておられるところです。 |
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2.十字架をしのばれたイエス様
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ヘブル12:2
信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい。イエスは、ご自分の前に置かれた喜びのゆえに、はずかしめをものともせずに十字架を忍び、神の御座の右に着座されました。
【内容観察】
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父なる神への愛の創始者であり、その愛を全うされたイエスから目を離さないでいなさい。イエス様は、贖いの苦しみのあとにもたらされる罪人の救いの完成という喜びのゆえに、愛する者たちのために、はすかしめられることを逃れようとせず、十字架の恥辱を甘んじてお受けになられ、その愛を全うした者にふさわしい神の右に着座されました。 |
【デボーション参考ポイント】
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中途半端な私たちの愛のために、はずかしめをものともせずに、今も忍ばれておられる主のお気持ちを知る。 |
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