ローマ12:3
私は、自分に与えられた恵みによって、あなたがたひとりひとりに言います。だれでも、思うべき限度を越えて思い上がってはいけません。いや、むしろ、神がおのおのに分け与えてくださった信仰の量りに応じて、慎み深い考え方をしなさい。
【内容観察】
神が私に教会を建て上げる務めを恵みによって与えて下さっていることをわきまえたうえで、ひとりひとりに言わせていただきます。
各自がキリストにあってどのような立場にあるのかを悟って、その領域を越えた考え方を持たないように気をつけて下さい。
神があなたに恵みによって与えておられる領域に合わせて、わきまえのある考え方をして下さい。
1.慎み深い考え方
|
ローマ12:4〜8
一つのからだには多くの器官があって、すべての器官が同じ働きはしないのと同じように、大ぜいいる私たちも、キリストにあって一つのからだであり、ひとりひとり互いに器官なのです。
私たちは、与えられた恵みに従って、異なった賜物を持っているので、もしそれが預言であれば、その信仰に応じて預言しなさい。奉仕であれば奉仕し、教える人であれば教えなさい。勧めをする人であれば勧め、分け与える人は惜しまずに分け与え、指導する人は熱心に指導し、慈善を行なう人は喜んでそれをしなさい。
【内容観察】
|
★私たちはキリストのからだとして『一つ』である。
★各自はからだの一つの器官。互いに異なっている。
★各自、恵みによって異なった賜物が与えられている。
★預言、奉仕、教えること、勧めをすること、分け与えること
指導すること。慈善をすることなど。 |
|
2.『知足不辱』(ちそくふじょく)
|
ガラテヤ6:4〜5
おのおの自分の行ないをよく調べてみなさい。そうすれば、誇れると思ったことも、ただ自分だけの誇りで、ほかの人に対して誇れることではないでしょう。人にはおのおの、負うべき自分自身の重荷があるのです。
◎『知足不辱』の意味
|
自分の分を知り、それで満足をすれば辱めを受けないということ。
「足るを知れば辱められず」と訓読みする。 |
【内容観察】
|
★自分の行いをよく調べる。
★人に対して誇れるものはない。
★負うべき自分の重荷がある。 |
【デボーション参考ポイント】
|
★キリストのからだの一つの器官としての自分を知る
★神を愛する動機から秩序をわきまえる |
|