2012 devotion
   
神の救いの摂理

go home   go to top

【ルツ記より】

 

1.ナオミ「回復される教会の型」

A.「飢饉」ベツレヘムからモアブの野へ

 

ルツ1:1
さばきつかさが治めていたころ、この地にききんがあった。それで、ユダのベツレヘムの人が妻とふたりの息子を連れてモアブの野へ行き、そこに滞在することにした。

 ★信仰の試練とどう向き合うか。

B.夫と二人の息子の死

 ★試練を逃げることの結果

C.ナオミからマラへ

 ★不信仰を放置しておくと神を恨み憎む心に捕われてしまう
  どこから落ちたかを反省し、悔い改めて初めの愛に立ち返ることが大切

D.ルツの美しい友情により回復される

 

箴言27:9
香油と香料は心を喜ばせ、友の慰めはたましいを力づける。

 

2.ボアズ「愛と親切さを持った救い主の型」

A.畑の所有者ボアズ

 

B.神の摂理ボアズ

 1)夫エリメレクの一族に属する近い近親者

 2)買い戻しの権利のある親戚

C.キリストの型ボアズ

 1)近い近親者イエス
 

ヨハネ1:1、14
初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。
ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。私たちはこの方の栄光を見た。父のみもとから来られたひとり子としての栄光である。この方は恵みとまことに満ちておられた。

 2)買い戻し(贖い)の権利を持たれたイエス
 

第1ペテロ1:18〜19
ご承知のように、あなたがたが先祖から伝わったむなしい生き方から贖い出されたのは、銀や金のような朽ちる物にはよらず、傷もなく汚れもない小羊のようなキリストの、尊い血によったのです。

 3)買い戻しの意志を持たれたイエス
 

第1ヨハネ4:10
私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪のために、なだめの供え物としての御子を遣わされました。ここに愛があるのです。

D.恵みの律法の型ボアズ

 

恵みの律法の型であるイエスは、私たちへの愛とあわれみのゆえ自分の天の嗣業と天の位を捨てて、ご自分を無にし人となってこの地に来、私たちを救うため喜んでご自分のいのちをお捨てくださった。

3.ルツ「教会の型」

A.主の翼の下に避けどころを求めて来た(ルツ2:12)

 

ルツ2:12
主があなたのしたことに報いてくださるように。また、あなたがその翼の下に避け所を求めて来たイスラエルの神、主から、豊かな報いがあるように。

B.あなたの民は私の民。あなたの神は私の神(ルツ1:17)

 

ルツ1:17
あなたの死なれる所で私は死に、そこに葬られたいのです。もし死によっても私があなたから離れるようなことがあったら、主が幾重にも私を罰してくださるように。

C.堅い悔い改めの決意(ルツ2:11、1:6〜13)

 

ルツ2:11
ボアズは答えて言った。「あなたの夫がなくなってから、あなたがしゅうとめにしたこと、それにあなたの父母や生まれた国を離れて、これまで知らなかった民のところに来たことについて、私はすっかり話を聞いています。

ルツ1:6〜13
そこで、彼女は嫁たちと連れ立って、モアブの野から帰ろうとした。モアブの野でナオミは、主がご自分の民を顧みて彼らにパンを下さったと聞いたからである。そこで、彼女はふたりの嫁といっしょに、今まで住んでいた所を出て、ユダの地へ戻るため帰途についた。そのうちに、ナオミはふたりの嫁に、「あなたがたは、それぞれ自分の母の家へ帰りなさい。あなたがたが、なくなった者たちと私にしてくれたように、主があなたがたに恵みを賜わり、あなたがたが、それぞれ夫の家で平和な暮らしができるように主がしてくださいますように」と言った。そしてふたりに口づけしたので、彼女たちは声をあげて泣いた。ふたりはナオミに言った。「いいえ。私たちは、あなたの民のところへあなたといっしょに帰ります。」しかしナオミは言った。「帰りなさい。娘たち。なぜ私といっしょに行こうとするのですか。あなたがたの夫になるような息子たちが、まだ、私のお腹にいるとでもいうのですか。帰りなさい。娘たち。さあ、行きなさい。私は年をとって、もう夫は持てません。たとい私が、自分には望みがあると思って、今晩でも夫を持ち、息子たちを産んだとしても、それだから、あなたがたは息子たちの成人するまで待とうというのですか。だから、あなたがたは夫を持たないままでいるというのですか。娘たち。それはいけません。私をひどく苦しませるだけです。主の御手が私に下ったのですから。」

D.隣人愛に一生ささげる決心(ルツ1:18)

 

ルツ1:18
ナオミは、ルツが自分といっしょに行こうと堅く決心しているのを見ると、もうそれ以上は何も言わなかった。

 

4.神のご計画「ボアズの花嫁ルツ」

A.キリストの花嫁となる教会の型

 

B.ボアズとの結婚により、身の落ち着きどころを得るルツ

 

息子オベデが生まれ、孫エッサイまで見ることができた。エッサイの息子の一人が第2代イスラエルの王となる。その名は「ダビデ」。
 
イエスは、このダビデの子孫としてマリヤの胎をとおし、神が人となってお生まれになる。クリスマスは、この救い主イエスのご誕生をお祝いする日である。

 

 

top

next