2012 devotion
   
この世の愛

go home   go to top

第1ヨハネ4:5
彼らはこの世の者です。ですから、この世のことばを語り、この世もまた彼らの言うことに耳を傾けます。


1.主題聖句について

第1ヨハネ4:5
彼らはこの世の者です。ですから、この世のことばを語り、この世もまた彼らの言うことに耳を傾けます。

【内容観察】

彼らは、神の愛(神から出た愛)を語ることをせず、神の愛のことばを受け入れることもしない者たちです。

【敬聴】

この世のことばを語ることについて、どのような動機のもとに、どのようなことを語るのかを、自分の言葉を探りながら考えてみましょう。

2.「この世」について

下記のみことばから「この世」とはどのようなものかをまとめましょう。

(1)マタイ18:7

つまずきを与えるこの世は忌まわしいものです。つまずきが起こることは避けられないが、つまずきをもたらす者は忌まわしいものです。

(2)ヨハネ15:18

もし世があなたがたを憎むなら、世はあなたがたよりもわたしを先に憎んだことを知っておきなさい。

(3)ヨハネ17:25

正しい父よ。この世はあなたを知りません。しかし、わたしはあなたを知っています。また、この人々は、あなたがわたしを遣わされたことを知りました。

(4)第1コリント7:31

世の富を用いる者は用いすぎないようにしなさい。この世の有様は過ぎ去るからです。

(5)第1コリント11:32

しかし、私たちがさばかれるのは、主によって懲らしめられるのであって、それは、私たちが、この世とともに罪に定められることのないためです。

(6)ヘブル11:38

――この世は彼らにふさわしい所ではありませんでした。――荒野と山とほら穴と地の穴とをさまよいました。

3.『永遠偉大』

第1ヨハネ2:17
世と世の欲は滅び去ります。しかし、神のみこころを行なう者は、いつまでもながらえます。

『永遠偉大』(えいえんいだい)の意味
永久に立派なさま。いつまでも変わらずに、優れて大きく立派なさま。

★「滅び去る」⇒むなしい存在。不安定。退化していく。
★「いつまでもながらえる」⇒高価な存在。安定。前進し続ける。

 

【敬聴】

第1コリント13:13を参考に、「滅び去る」ことと「いつまでもながらえる」こととの違いから、どのようなことが教えられますか?

第1コリント13:13
こういうわけで、いつまでも残るものは信仰と希望と愛です。その中で一番すぐれているのは愛です。

top

next