2012 devotion
   
驚かない愛

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第1ヨハネ3:13
兄弟たち。世があなたがたを憎んでも、驚いてはいけません。

いま、私たちは愛を目指して歩んでいます。だからこそ、不敬虔な人々から心を傷つけられる批判や非難を受けるのです。そのことを想定しておくことによって、愛の対応を備えることができるのです。

1.私たちを憎む理由

ヨハネ3:19〜20
そのさばきというのは、こうである。光が世に来ているのに、人々は光よりもやみを愛した。その行ないが悪かったからである。
悪いことをする者は光を憎み、その行ないが明るみに出されることを恐れて、光のほうに来ない。

【内容観察】

(1) 光よりもやみを愛した。

 

(2) 悪いことをしているので光を憎む。

 

(3) 悪い行いが明るみに出されることを恐れている。

 

【敬聴】
内容観察を参考にして、やみが光を憎む理由を、自分の言葉でまとめてみましょう。

2.「愛は驚かない」とは?

第1コリント13:4〜7
愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません。愛は自慢せず、高慢になりません。礼儀に反することをせず、自分の利益を求めず、怒らず、人のした悪を思わず、不正を喜ばずに真理を喜びます。すべてをがまんし、すべてを信じ、すべてを期待し、すべてを耐え忍びます。

★驚く=意外なことにあって心が騒ぐこと。びっくりすること。
「世があなたがたを憎んでも、驚いてはなりません。」とは、意外なこととして心を騒がしてはならなという意味。

【敬聴】
憎む理由をふまえて「寛容、親切(情け深い)・・・・・」という愛を示すには、憎まれることを意外なこととして捉えず、当然のこととして受けとめる事です。
それは、どういうことでしょうか?

3.愛は『有備無憂』(ゆうびむゆう)

第1ペテロ3:9
悪をもって悪に報いず、侮辱をもって侮辱に報いず、かえって祝福を与えなさい。あなたがたは祝福を受け継ぐために召されたのだからです。

★『有備無憂』⇒備えあれば、憂いなし。

【内容観察】
祝福を受け継ぐために召されたのですから、この世においては憎まれ侮辱される事を想定したうえで、その人に祝福を与えるようにしなさい。

【敬聴と適用】
アクシデントは避けられないものとして、心づもりをしておけば、愛をもって対処できるのではないでしょうか。
憎まれる事に対する『備え』について祈り求めましょう。

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