2011  devotion

欲というこの世の愛

 

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第1ヨハネ2:16-17
すべての世にあるもの、すなわち、肉の欲、目の欲、暮らし向きの自慢などは、御父から出たものではなく、この世から出たものだからです。世と世の欲は滅び去ります。しかし、神のみこころを行なう者は、いつまでもながらえます。


1.この世から出た愛

A)肉の欲=満足したい気持ち→特に感情の欲求→感情

B)目の欲=知りたい気持ち→特に知的欲求→知性

C)暮らし向きの自慢=良いものでありたい→特に利己的欲求→意志

神を知らない人々は、知・情・意からくる欲望を満たしたいという心の動きを『愛』と思っている。この世から出た愛は、欲が動機となっている。

【敬聴】
(コロサイ3:5)のみことばから、『欲』について、どのようなことが教えられますか?
コロサイ3:5
ですから、地上のからだの諸部分、すなわち、不品行、汚れ、情欲、悪い欲、そしてむさぼりを殺してしまいなさい。このむさぼりが、そのまま偶像礼拝なのです。

2.「欲」が先か、「愛」が先か?

A)欲に支配された愛→死に至る
ヤコブ1:14〜15
人はそれぞれ自分の欲に引かれ、おびき寄せられて、誘惑されるのです。欲がはらむと罪を生み、罪が熟すると死を生みます。

B)愛に支配された欲→いのちに至る
ユダ1:21
神の愛のうちに自分自身を保ち、永遠のいのちに至らせる、私たちの主イエス・キリストのあわれみを待ち望みなさい。

【敬聴】
『愛』に支配された欲について、(ユダ1:21)から、どのようなことを学ぶことができますか?

3.神の愛を『拳拳服膺』(けんけんふくよう)する

★『拳拳服膺』の意味
常に忘れず、慎んで胸中に抱き持ち、心を尽くして守り行うこと。
「拳拳」=両手でうやうやしく捧げ持つことの形容
「服膺」=胸にくっつけることから、よく心に留めること

【敬聴】
主題聖句(第1ヨハネ2:16〜17)から、『欲と愛』についてどのようなことに気付かされますか?
また、その気付かされたことによって、あなたの生活を、どのように変えることが可能ですか?

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