2010  devotion

その愛に望みを抱きます

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第1ペテロ1:3
私たちの主イエス・キリストの父なる神がほめたたえられますように。神は、ご自分の大きなあわれみのゆえに、イエス・キリストが死者の中からよみがえられたことによって、私たちを新しく生まれさせて、生ける望みを持つようにしてくださいました。


【今週のポイント】

私たちに示された神の愛によって、
湧き上がる希望に生きる。

 

1.「生ける望み」(第1ペテロ1:3)

【内容観察】
生ける望み⇒命を保たせる、生き続けさせる、生かす望み。
それはキリストの復活による新生、すなわち、神のかたちに似せて造られた人としてのあるべき姿に再生されることによって与えられる。
このことは、愛なる神の大きなあわれみが私たちに向けられたからである。
なんとすばらしいことか、このような方こそほめたたえられるべき神である。私たちの主イエス・キリストの父なる神を、私はほめたたえずにはいられない。

《あかし》
エチオピアにおける国際飢餓対策機構の働きより
二年続きの旱魃のためアメヤ村の人々は、一ケ月間食べ物を口にしていなかった。一九八五年のことである。このイスラム教徒の村に国際飢餓対策機構による緊急援助の働きが開始された。その当時の村長だった方の話し。「あのときには村人全員が飢餓を覚悟した・・・。でも幸いなことに、あなたたちクリスチャンの支援が間に合って、この村は生きることができたのだよ。」と涙を流して感謝をされた。一九九〇年のことである。イスラム教徒がほとんどたったこの村は、今はクリスチャンの村に生まれ変わった。
このことの背後にあった理由はこうである。以前、イスラム教徒であったときに教えられ信じていたことは、アメヤ村は呪われた村であり、アメヤの人々は呪われた民であるので、あのように飢餓になったというのである。しかし、クリスチャンたちから聞いたメッセージは全く逆のものであった。
この聖書のメッセージは村人に希望をもたらした。彼らはこれを信じて、見事に立ち直り、自立した。一九九九年にはすべての働きを村人に託して国際飢餓対策機構は撤退した。

【敬聴と適用】
愛を感じると生きる希望が湧いてきます。

2.一念通天

マタイ7:7〜11
求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。だれであれ、求める者は受け、捜す者は見つけ出し、たたく者には開かれます。
あなたがたも、自分の子がパンを下さいと言うときに、だれが石を与えるでしょう。また、子が魚を下さいと言うのに、だれが蛇を与えるでしょう。
してみると、あなたがたは、悪い者ではあっても、自分の子どもには良い物を与えることを知っているのです。とすれば、なおのこと、天におられるあなたがたの父が、どうして、求める者たちに良いものを下さらないことがありましょう。

【内容観察】
『一念通天』の意味
固い決意を抱いて一心に取り組めば、その努力は必ず天に聞き届けられ、物事を成し遂げることができる。
私たちを愛してくださっている父なる神様は、一心に求める者に応えてくださらないことはありえない。

【敬聴と適用】
求める者たちにとって良いものを与えてくださる父なる神様。神様は愛である方だからです。

 

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