2010  devotion

瑣砕細膩 ささいさいじ

情の細やかなこと。
「瑣砕」はこまやかなこと。こまごまと心を砕くこと。
「細膩」はきめこまかでなめらかなこと。

 

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第1ペテロ3:8
最後に申します。あなたがたはみな、心を一つにし、同情し合い、兄弟愛を示し、あわれみ深く、謙遜でありなさい。


【今週のポイント】

「誰が隣人か」ではなく、「誰の隣人となるか」

 

1.「隣人」はだれか?

ルカ10:29〜37
しかし彼は、自分の正しさを示そうとしてイエスに言った。「では、私の隣人とは、だれのことですか。」イエスは答えて言われた。「ある人が、エルサレムからエリコへ下る道で、強盗に襲われた。強盗どもは、その人の着物をはぎとり、なぐりつけ、半殺しにして逃げて行った。たまたま、祭司がひとり、その道を下って来たが、彼を見ると、反対側を通り過ぎて行った。同じようにレビ人も、その場所に来て彼を見ると、反対側を通り過ぎて行った。ところが、あるサマリヤ人が、旅の途中、そこに来合わせ、彼を見てかわいそうに思い、近寄って傷にオリーブ油とぶどう酒を注いで、ほうたいをし、自分の家畜に乗せて宿屋に連れて行き、介抱してやった。次の日、彼はデナリ二つを取り出し、宿屋の主人に渡して言った。『介抱してあげてください。もっと費用がかかったら、私が帰りに払います。』この三人の中でだれが、強盗に襲われた者の隣人になったと思いますか。」彼は言った。「その人にあわれみをかけてやった人です。」するとイエスは言われた。「あなたも行って同じようにしなさい。」

A)律法の専門家の質問
(1)「私の隣人とは、だれのことですか。」
(2)「私にとって隣人となるのは、どのような人ですか。」
(3)「私にあてはまる隣人を教えてください。」

B)イエス様の質問
(1)「だれが、強盗に襲われた者の隣人となったと思いますか。」
(2)「強盗に襲われた者の隣人として助けたのは誰ですか。」
(3)「強盗に襲われた者にふさわしい隣人となってあげたのは、だれですか。」

C)質問の視点の違い

律法の専門家は、律法のくびきにつながれた視点からの質問である。
イエス様の質問は、神の恵みによる視点からの質問である。

それは、「律法を厳守しています」という態度と、「隣人になってあげたい」という態度との違いである。

【考えてみましょう】
神の恵みによる視点とは?

【敬聴と適用】
あなたはだれの隣人になりますか!

2.「わたしたちはみな・・・」

第1ペテロ3:8
最後に申します。あなたがたはみな、心を一つにし、同情し合い、兄弟愛を示し、あわれみ深く、謙遜でありなさい。

【敬聴と適用】
 

 

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