2010 devotion

磨頂放踵 まちょうほうしょう

頭の先から足のかかとまですり減らすほど、隣人のために努力すること。

 

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【今週のポイント】

隣人が永遠のいのちに至るように務める。

 

ピリピ2:4
自分のことだけではなく、他の人のことも顧みなさい。

 
1.隣人を「顧みる」

ピリピ2:4
自分のことだけではなく、他の人のことも顧みなさい。

ギリシャ語→skopeo→目標に目を注ぐ、注目する

この言葉は、競争者の目指すゴールや射手の前にある的を表わす言葉から来ている。

★この言葉の意味から人を顧みるとは、どのようなことかを考えてみましょう。

2.黙想のみことば

A)ヨハネ3:16
神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。

神は私たちを「顧みて」くださった。

B)ヨハネ15:13
人がその友のためにいのちを捨てるという、これよりも大きな愛はだれも持っていません。

主は、私たちの友となって、隣人愛である「磨頂放踵」を尽くす。

C)第1ヨハネ3:16
キリストは、私たちのために、ご自分のいのちをお捨てになりました。それによって私たちに愛がわかったのです。ですから私たちは、兄弟のために、いのちを捨てるべきです。

隣人となりうる兄弟姉妹を「顧みる」。

3.間違ってはいけないこと

A)自分勝手な非難に惑わされない。
 
B)身勝手な要求に答えることが愛ではない。
 
C)注意や忠告も愛。
 
D)目指すのは、永遠のいのちに至ること。

 

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