2010  devotion

嘘寒問暖 きょかんもんだん

寒さを感じている人に暖かい息を吹きかけ、
暖かくなったか尋ねること。
転じて、人の生活によく気を配ることのたとえ。

 

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【今週のポイント】

自分を愛し、人を愛するための心の装い

コロサイ3:12
それゆえ、神に選ばれた者、聖なる、愛されている者として、あなたがたは深い同情心、慈愛、謙遜、柔和、寛容を身に着けなさい。

1.心の装い

A)深い同情心

人の苦悩や不幸などを、深くその身になってともに感じる心のこと。

【チャレンジ】
隣人を深く同情する前に、まず、自分を正しく同情してみましょう。
他の人に深い同情心を向けるように。

B)慈 愛

いつくしみ、愛すること。大切なものとして大事に扱うこと。

【チャレンジ】
隣人に慈愛を向ける前に、まず、自分をいつくしみ、愛してみましょう。

C)謙 遜

控えめな態度で振る舞う。へりくだること。

【チャレンジ】
隣人に謙遜である前に、まず、自分に対して謙遜でありましょう。

D)柔 和

性質、態度がやさしく、おとなしいこと。

【チャレンジ】
隣人に柔和である前に、まず、自分に対して柔和であるように。

E)寛 容

寛大で、よく人を赦し受け入れること。

【チャレンジ】
隣人に寛容である前に、まず、自分に寛容であるように。

これらの心の装いをもって自分を正しく愛するとき、必ず心に思いうかんで来ることは、「主が私を大事にしてくださっているから」という思いです。

2.良きサマリヤ人のたとえ話し

ルカ10:30〜37
イエスは答えて言われた。「ある人が、エルサレムからエリコへ下る道で、強盗に襲われた。強盗どもは、その人の着物をはぎとり、なぐりつけ、半殺しにして逃げて行った。たまたま、祭司がひとり、その道を下って来たが、彼を見ると、反対側を通り過ぎて行った。同じようにレビ人も、その場所に来て彼を見ると、反対側を通り過ぎて行った。ところが、あるサマリヤ人が、旅の途中、そこに来合わせ、彼を見てかわいそうに思い、近寄って傷にオリーブ油とぶどう酒を注いで、ほうたいをし、自分の家畜に乗せて宿屋に連れて行き、介抱してやった。次の日、彼はデナリ二つを取り出し、宿屋の主人に渡して言った。『介抱してあげてください。もっと費用がかかったら、私が帰りに払います。』この三人の中でだれが、強盗に襲われた者の隣人になったと思いますか。」彼は言った。「その人にあわれみをかけてやった人です。」するとイエスは言われた。「あなたも行って同じようにしなさい。」

【敬聴と適用】
このたとえ話しから、サマリヤ人は、どのように正しく自分を愛することができていたのかを考えてみましょう。

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