2010 devotion

交担命歩 こうたんめいほ

「生きる」という重荷を互いに負い合い、
キリストの律法を全うする人生のこと。

 

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【今週のポイント】

キリストのくびきである互いに愛し合うとは、
互いに重荷を負い合うことである。

 

ガラテヤ6:2
互いの重荷を負い合い、そのようにしてキリストの律法を全うしなさい。

 

1.互いに重荷を負い合う(ガラテヤ6:2)

【内容観察】

『互い』⇒一方的に負担を押し付けるのではなく、自分も含んでいる。
『重荷』⇒他の人からの助けを必要としているもの。
『負う』⇒背負うこと。支え持つこと。重荷を受けること。
『合う』⇒一つにする。まぜる。同意する。互いに理解する関係。

キリストの愛の中にとどまる互いに愛し合うという戒めを、人生という重荷を互いに負い合うことによって全うしなさい。

【敬聴と適用】
私は、だれと重荷を負い合っているのだろうか?
重荷を負っていることに対する心の態度は? 

2.負うべき自分自身の重荷

ガラテヤ6:3〜5
だれでも、りっぱでもない自分を何かりっぱでもあるかのように思うなら、自分を欺いているのです。おのおの自分の行ないをよく調べてみなさい。そうすれば、誇れると思ったことも、ただ自分だけの誇りで、ほかの人に対して誇れることではないでしょう。人にはおのおの、負うべき自分自身の重荷があるのです。

【内容観察】
自分の存在感を高くする思いは、本当の自分を偽っているのです。正しい良心で自分を見直してみるなら誇れなくなるでしょう。人はそれぞれ、だれかからの助けを必要とする重荷を負っているのです。

【敬聴と適用】
私が負っている人生の重荷とは何だろうか?

3.どのように重荷を負うのか

ローマ15:1
私たち力のある者は、力のない人たちの弱さをになうべきです。自分を喜ばせるべきではありません。

【内容観察】
力のある人の力は、力のない人の弱さを担うためにあるのです。自分を喜ばすためのものではありません。各自に与えられている何らかの力は、互いの益となるために用いるためにあるのです。

【敬聴と適用】
人生の格差を、互いに愛し合うことによって無くすことが、神のみこころ。

 

 

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