エペソ5:31〜32
「それゆえ、人はその父と母を離れ、妻と結ばれ、ふたりは一心同体となる。」この奥義は偉大です。私は、キリストと教会とをさして言っているのです。
1.『夫婦』という神の奥義(エペソ5:31〜32)
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パウロが「キリストと教会とをさして言っている」と表現しているところから、神は奥義を悟らせるために、男と女とに人を創造されたと考えることができるのではないか! |
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【敬聴と適用】
『良い夫婦』という面から、キリストとの関係を考えてみましょう。
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2.ふさわしい存在
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創世記2:18〜24
その後、神である主は仰せられた。「人が、ひとりでいるのは良くない。わたしは彼のために、彼にふさわしい助け手を造ろう。」
神である主が、土からあらゆる野の獣と、あらゆる空の鳥を形造られたとき、それにどんな名を彼がつけるかを見るために、人のところに連れて来られた。人が、生き物につける名は、みな、それが、その名となった。こうして人は、すべての家畜、空の鳥、野のあらゆる獣に名をつけたが、人にはふさわしい助け手が、見あたらなかった。
そこで神である主が、深い眠りをその人に下されたので彼は眠った。それで、彼のあばら骨の一つを取り、そのところの肉をふさがれた。こうして神である主は、人から取ったあばら骨を、ひとりの女に造り上げ、その女を人のところに連れて来られた。すると人は言った。「これこそ、今や、私の骨からの骨、私の肉からの肉。これを女と名づけよう。これは男から取られたのだから。」
それゆえ、男はその父母を離れ、妻と結び合い、ふたりは一体となるのである。 |
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女性は男性の「ふさわしい助け手」として、男性を元に造られた。
男性は「神のかたち」という自己同一性があり、女性は「神のかたち」でもあるが、「男性のふさわしい存在」という自己同一性もある |
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【敬聴と適用】
「ふさわしい」とは、「つりあっている」という意味です。
「貞操を守る」 「忠実である」などあらゆる善いことに対して熱心であるのは、「ふさわしい存在」という自己同一性があるからです。
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3.聖書の役割
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第2テモテ3:16〜17
聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です。それは、神の人が、すべての良い働きのためにふさわしい十分に整えられた者となるためです。 |