2010 devotion

飲水思源 いんすいしげん

物事の基本を忘れないという戒めの語。
水を飲む時、その水源のことを思う意から。

 

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【今週のポイント】

すべては神の愛から出たことを思い、
その愛を信じて互いにあわれみを施す。

 

ルカ6:36
あなたがたの天の父があわれみ深いように、あなたがたも、あわれみ深くしなさい。

 

1.「あわれみ」

深いあわれみ(okitirmon)= 慈悲深い、慈しみ深い
  寛大な行為を表わして、安堵を与えること。

あわれむ(eleeo⇒eleos)=同情する、助ける、あわれむ、慈善をする
  神から人間に求められる、互いに対する振る舞いのことを指す。

2.父なる神のあわれみ

エペソ2:4〜7
しかし、あわれみ豊かな神は、私たちを愛してくださったその大きな愛のゆえに、罪過の中に死んでいたこの私たちをキリストとともに生かし、「「あなたがたが救われたのは、ただ恵みによるのです。「「キリスト・イエスにおいて、ともによみがえらせ、ともに天の所にすわらせてくださいました。それは、あとに来る世々において、このすぐれて豊かな御恵みを、キリスト・イエスにおいて私たちに賜わる慈愛によって明らかにお示しになるためでした。

【内容観察】
完全なお方が、不完全でみじめな罪人である私たちを愛して、寛大な処置を施してくださった。これは、愛から出たことである。

 

【敬聴と適用】

 

3.人が人をあわれむ

第1ヨハネ3:17
世の富を持ちながら、兄弟が困っているのを見ても、あわれみの心を閉ざすような者に、どうして神の愛がとどまっているでしょう。

【内容観察】
神があわれんでくださった愛をとどめていない者が、どうして、困っている兄弟にあわれみの心を向けることができるでしょう。

 

【敬聴と適用】

 

 

【まとめ】
私たちが互いに愛し合う愛とは、主が私たちをあわれんでくださった愛のように、あわれみの愛によって愛し合うことである。

そして、あわれみを正しく感じ受け止めた人は、必ず、正しくあわれみを施す愛がわきあがってくる。

★考えてみましょう

(1)マタイ18:33
私がおまえをあわれんでやったように、おまえも仲間をあわれんでやるべきではないか。』

【質問】あわれみを受けたなら、どうして仲間をあわれむべきなのか?

 

 

(2)ローマ9:15
神はモーセに、「わたしは自分のあわれむ者をあわれみ、自分のいつくしむ者をいつくしむ。」と言われました。

【質問】きよい良心から意味を考える。

 

 

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