2010  devotion

寵愛一身 ちょうあいいっしん

大勢のうちから特に大切にされ、愛情を独占すること。

 

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イザヤ49:16
「見よ。わたしは手のひらにあなたを刻んだ。あなたの城壁は、いつもわたしの前にある。」

【今週のポイント】

神様からどのように大事にされているのかを知る

 

1.誠実を尽くされる

エレミヤ31:3
主は遠くから、私に現れた。「永遠の愛をもって、わたしはあなたを愛した。それゆえ、わたしはあなたに、誠実を尽くし続けた。」

神は私たちを親身になって導いてくださっていることを知る。

(詩篇78:37〜39)
彼らの心は神に誠実でなく、神の契約にも忠実でなかった。しかし、あわれみ深い神は、彼らの咎を赦して、滅ぼさず、幾度も怒りを押え、憤りのすべてをかき立てられはしなかった。神は、彼らが肉にすぎず、吹き去れば、返ってこない風であることを心に留めてくださった。

神様は、イスラエルの人々を特別に扱われました。しかし、彼らは、神様の愛を正しく受け止めず、神様を幾度も悲しませたのです。そんな彼らに対して、神様は誠実を尽くされ、今日まで彼らを滅ぼされずにいます。

【考えてみましょう】
あなたに対して、神様の誠実さをどのようなところに見いだすことができますか。
あなたのことを親身になって関わってくれる人が、神様以外にいるかを考えてみましょう。

2.深いあわれみが注がれる

第2歴代誌36:15
彼らの先祖の神、主は、彼らのもとに、使者たちを遣わし、早くからしきりに使いを遣わされた。それは、ご自分の民と、ご自分の御住まいをあわれまれたからである。

私たちでも大事にしているものを、簡単に処分してしまうことはしません。愛なる神様ならなおさらのことでしょう。

(第2ペテロ3:9)
主は、ある人たちがおそいと思っているように、その約束のことを遅らせておられるのではありません。かえって、あなたがたに対して忍耐深くあられるのであって、ひとりでも滅びることを望まず、すべての人が悔い改めに進むことを望んでおられるのです。

大事なものだからこそ「深いあわれみ」が沸き上がってくるのです。

【考えてみましょう】
あなたの身近なもので、今役に立っていなくても大切に残してあるものがあるでしょうか。
それをどうして処分しないのかを考えてみてください。
同じように神様はあなたに対してあわれんでおられることを考えてみましょう。

3.礼儀を尽くす

創世記28:15
見よ。わたしはあなたとともにあり、あなたがどこへ行っても、あなたを守り、あなたをこの地に連れ戻そう。わたしは、あなたに約束したことを成し遂げるまで、決してあなたを捨てない。

『礼儀』→ 社会生活の秩序を保つために人が守るべき行動様式。
      特に敬意をあらわす作法。

ヤコブに語られたこのことばは、約束を守り通すことが礼儀を尽くすことであることがわかります。

(ネヘミヤ9:29)
あなたは彼らを戒めて、彼らをあなたの律法に立ち返らせようとされましたが、彼らはかってなふるまいをしてあなたの命令に聞き従わず、もし人がこれを行うなら、これによって生きる、というあなたの定めに背いて罪を犯し、肩を怒らせ、うなじをこわくし、聞き入れようとはしませんでした。

律法や戒めは、主権者に対する礼儀を尽くすための教えです。愛は礼儀に反することはしません。

【考えてみましょう】
愛することは大事に扱うこと。大事に扱うことは礼儀を尽くすこと。
礼儀の大切さを考えてみましょう。

 

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