2010  devotion

洗手奉職 せんしゅほうしょく

誠実に職務を務めること。

 

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マタイ25:23
その主人は彼に言った。『よくやった。良い忠実なしもべだ。あなたは、わずかな物に忠実だったから、私はあなたにたくさんの物を任せよう。主人の喜びをともに喜んでくれ。』

【今週のポイント】

神への忠実は、想像以上の報いがある


天地の主に忠実である人は、すべてのことにおいて、まごころを込め、まじめに務めを果たすものです。そのような「けなげさ」が報われるのです。
 

1.けなげで忠実

マタイ25:22
二タラントの者も来て言った。『ご主人さま。私は二タラント預かりましたが、ご覧ください。さらに二タラントもうけました。』

「けなげ」=「健気」
      心がけがよく、しっかりしているさま。
      勇ましく気丈なさま。健康であるさま。

【考えてみましょう】
けなげに咲く草花を見て、あなたは何を教えられますか。

2.忠実さにもたらされるもの

A)ルカ16:10
小さい事に忠実な人は、大きい事にも忠実であり、小さい事に不忠実な人は、大きい事にも不忠実です。

ことの大小によって忠実さを量ることはできません。
小さいことに忠実であれば、大きいことに対応できる信頼を得るのです。

B)ルカ16:11
ですから、あなたがたが不正の富に忠実でなかったら、だれがあなたがたに、まことの富を任せるでしょう。

不正の富に忠実⇒不正にまみれた富に対して忠実に処理する。
まことの富を任せる⇒神様の富を管理する信頼がある。

C)ルカ16:12
また、あなたがたが他人のものに忠実でなかったら、だれがあなたがたに、あなたがたのものを持たせるでしょう。

他の人のものに忠実に行動することができるならば、何事もしっかり行うことができるので、計画されていることがすべて与えられる。

3.忠実さと清算

マタイ25:19
さて、よほどたってから、しもべたちの主人が帰って来て、彼らと清算をした。

A)清算される事によって忠実さが試された。

B)主人は次の計画を持っていたので、しもべたちは試された。

C)忠実さが証明されるために、清算のときがやってくる。

4.忠実な思慮深いしもべ

マタイ24:45
主人から、その家のしもべたちを任されて、食事時には彼らに食事をきちんと与えるような忠実な思慮深いしもべとは、いったいだれでしょうか。

しもべたちを任されて⇒まず主人がしもべを信頼して、任せられる。

食事をきちんと与える⇒主人の心の内をよく理解している。

A)みこころを行なうものである。(マタイ7:21)
わたしに向かって、『主よ、主よ。』と言う者がみな天の御国にはいるのではなく、天におられるわたしの父のみこころを行なう者がはいるのです。

天の御国に入る⇒しもべたちが清算を終えた後の事。
主人の心に忠実であるかどうかが問われます。

B)神のみこころは律法に表わされている(ローマ13:10)
愛は隣人に対して害を与えません。それゆえ、愛は律法を全うします。

「愛は」神様の心そのものです。ですから、律法は「愛」からでているのです。それは、隣人に害を与えないという「愛」です。

神様は、私たちを「隣人」として愛してくださいました。救いようのないような罪人をあわれんでくださったのです。

かみのみこころである「自分を愛するように、あなたの隣人を愛せよ。」と表現された神様の心に忠実でありましょう。

【課題】
聖書にしるされている人物で、神様の心に忠実であった人を探してみましょう。

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