神様は、その種類にしたがって、すべての生き物を創造されました。つまり、「一家眷属」を多く造られたのです。それは、「共同体」という一つの真理によってすべてのものは成り立っていることを現しています。
「共同体」とは、一般的に『血縁的、地縁的あるいは感情的なつながりを基盤とする人間の共同生活の様式』という意味です。それは、独立したもろもろの個人が、何らかの深いつながりのゆえに、自発的な意志をもって一つに合わせる社会と言えるでしょう。
そのように「共同体」としての社会を保つためには、相互扶助と相互規制が必要となります。
【考えてみましょう】
(創世記2:16〜17)にあるアダムへの命令は、どうして必要であったのでしょう。
ヒント】人は三位一体の神に似せて創造されている。
創世記2:16〜17
神である主は、人に命じて仰せられた。「あなたは、園のどの木からでも思いのまま食べてよい。しかし、善悪の知識の木からは取って食べてはならない。それを取って食べるその時、あなたは必ず死ぬ。」
|