2009  devotion

今将之感 こんしょうのかん

今と将来とを思い比べて、
その相違の大きさに無性な喜びを催す感慨。

 

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詩篇117:1〜2
すべての国々よ。主をほめたたえよ。すべての民よ。主をほめ歌え。その恵みは、私たちに大きく、主のまことはとこしえに至る。ハレルヤ。

1.詩篇117:1〜2の解釈

A) すべての人々に、主を賛美することをアピールしている。
全く面識のない人にも伝えたくなるようなことが、内側から込み上げてくる喜びのようす。

B) 私たちに対する主の恵みの大きさに感動
自分自身だけに主の恵みが大きいのではなく、主をまだ知らない人々にも主の恵みが大きいことに感動している。

C) 主のまことはとこしえに至る。
主が語られた私たちへの約束は、とこしえに変わることがない。

【考えてみましょう】
あなたは、まわりの人々に伝えたいほどの感動を経験したことがありますか。探し出してみましょう。

参考のみことば(ルカ15:4〜10)
「あなたがたのうちに羊を百匹持っている人がいて、そのうちの一匹をなくしたら、その人は九十九匹を野原に残して、いなくなった一匹を見つけるまで捜し歩かないでしょうか。見つけたら、大喜びでその羊をかついで、帰って来て、友だちや近所の人たちを呼び集め、『いなくなった羊を見つけましたから、いっしょに喜んでください。』と言うでしょう。あなたがたに言いますが、それと同じように、ひとりの罪人が悔い改めるなら、悔い改める必要のない九十九人の正しい人にまさる喜びが天にあるのです。また、女の人が銀貨を十枚持っていて、もしその一枚をなくしたら、あかりをつけ、家を掃いて、見つけるまで念入りに捜さないでしょうか。見つけたら、友だちや近所の女たちを呼び集めて、『なくした銀貨を見つけましたから、いっしょに喜んでください。』と言うでしょう。あなたがたに言いますが、それと同じように、ひとりの罪人が悔い改めるなら、神の御使いたちに喜びがわき起こるのです。」

2.今と将来の相違

A) ローマ8:17〜18
もし子どもであるなら、相続人でもあります。私たちがキリストと、栄光をともに受けるために苦難をともにしているなら、私たちは神の相続人であり、キリストとの共同相続人であります。今の時のいろいろの苦しみは、将来私たちに啓示されようとしている栄光に比べれば、取るに足りないものと私は考えます。

神の相続人としての将来が私たちに約束されているのですから、あきらめないでみことばについて行きましょう。

B) 第1コリント15:51〜52
聞きなさい。私はあなたがたに奥義を告げましょう。私たちはみなが眠ってしまうのではなく、みな変えられるのです。終わりのラッパとともに、たちまち、一瞬のうちにです。ラッパが鳴ると、死者は朽ちないものによみがえり、私たちは変えられるのです。

いつまでも今の状態が続くのではなく、主は私たちを迎えに再び地上に来られるのです。
それだけでなく、この煩わしい肉体が、再臨の主と同じ新しいからだに変えられるのです。

【考えてみましょう】
どれほど素晴らしい将来が約束されているかを、思いめぐらしながら心に感動をもって賛美をささげましょう。

3.感動を見つけだす

感謝や喜びが湧き上がって来る感動は、精神的にも肉体的にも健康をもたらすものです。
一日ひとつ、感動することを探し出しましょう。
偶然、感動的なことに出会うかもしれません。また、見過ごしてしまっているかもしれません。
『主の恵みは、私たちに大きい』のですから、見つけましょう。

 

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