2009  devotion

今昔之感 こんじゃくのかん

今と昔を思い比べて、その相違の大きさにしみじみと催す感慨。

 

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詩篇103:2
わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。

1.詩篇103:2の解釈

賛美が儀礼的なものになってしまわないために、また、みことばを聞くことよりも重要でないと捉えてしまわないために、賛美する心を吟味しておきましょう。

A)「わがたましいよ。主をほめたたえよ。」
ダビデは、客観的に自分のたましいを見ています。
賛美する動機を促しています。
なぜ、そうする必要があったのか、いろいろと想像することができるでしょう。
賛美することに対して正しい動機を持つ必要があったのでしょう。

B)「主の良くしてくださったことを」
今日に至るまで、主が私たちの人生にどのような御計らいや恵みを与えてくださったかを思いめぐらすように促しています。

C)「何一つ忘れるな」
思いめぐらす中で、一つ一つの出来事に対して身にしみて感動するように勧めています。

【考えてみましょう】
集会で賛美を歌っている動機をさぐってみましょう。
賛美をささげ賛美の歌を歌うことを、どれだけ重要なことであるかを思いめぐらしましょう。

2.今と昔の相違に気づく

エペソ2:1〜6
あなたがたは自分の罪過と罪との中に死んでいた者であって、そのころは、それらの罪の中にあってこの世の流れに従い、空中の権威を持つ支配者として今も不従順の子らの中に働いている霊に従って、歩んでいました。私たちもみな、かつては不従順の子らの中にあって、自分の肉の欲の中に生き、肉と心の望むままを行ない、ほかの人たちと同じように、生まれながら御怒りを受けるべき子らでした。しかし、あわれみ豊かな神は、私たちを愛してくださったその大きな愛のゆえに、罪過の中に死んでいたこの私たちをキリストとともに生かし、「「あなたがたが救われたのは、ただ恵みによるのです。「「キリスト・イエスにおいて、ともによみがえらせ、ともに天の所にすわらせてくださいました。

A)ノンクリスチャンの時からの自分を、今の時点から見直す。
大切なことは、神さまの愛を知りみこころを知っている、今の正しい良心から過去のことを見直すこと。

B)神さまからどのような御計らいと恵みを受けていたかに気づく

C)それから今、どのようなことをしてくださっているのかを知る。

【考えてみましょう】
上記の3つのポイントを思いめぐらしながら、賛美をする動機が湧き上がってくるのを感じてみましょう。

3.湧き上がってきた動機を表現する

詩篇149:3
ハレルヤ。主に新しい歌を歌え。聖徒の集まりで主への賛美を。イスラエルは、おのれの造り主にあって喜べ。シオンの子らは、おのれの王にあって楽しめ。踊りをもって、御名を賛美せよ。タンバリンと立琴をかなでて、主にほめ歌を歌え。

A)湧き上がる感動を、みことばや自分の言葉であらわす。

B)それらを歌(音楽)をもって表現する。

C)その歌を、からだ全体を使って伝える。

 

『心からの賛美、たましいからの賛美がささげられるようにこころがけましょう』

『今昔之感』によって湧き上がる主への賛美を様々な形によって表現してみましょう。

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