2009  devotion

季布一諾 きふのいちだく

決して裏切らない固い承諾、約束のたとえ。
一度承諾したことは必ず守らなければならないという戒めの語。

 

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第1ペテロ3:21
そのことは、今あなたがたを救うバプテスマをあらかじめ示した型なのです。バプテスマは肉体の汚れを取り除くものではなく、正しい良心の神への誓いであり、イエス・キリストの復活によるものです。

『信じる』とは『ついて行く』ことです。正しい良心からの信仰告白である神への誓いとは、キリストについて行く、私たちの『季布一諾』を証しています。

1.『季布一諾』の信仰告白

第1ペテロ3:21
そのことは、今あなたがたを救うバプテスマをあらかじめ示した型なのです。バプテスマは肉体の汚れを取り除くものではなく、正しい良心の神への誓いであり、イエス・キリストの復活によるものです。

A)『承諾』について。

(相手の申し出や頼みを)聞き入れること。引き受けること。
神様からの申し出を聞き入れたしるしが洗礼でもある。

B)『季布一諾』の信仰告白とは?

神様からの申し出に対して、絶対に信頼できる承諾を意味する神への信仰告白とは、正しい良心からの神への誓いである。

2.神様からの申し出とは何か?

第2コリント5:20
こういうわけで、私たちはキリストの使節なのです。ちょうど神が私たちを通して懇願しておられるようです。私たちは、キリストに代わって、あなたがたに願います。神の和解を受け入れなさい。

A)意味深い「神様の懇願」について思いめぐらす。

創造主であられる方が、罪人の私たちに懇願されておられる。
よほど大切な内容のことである。
他人事ではない、自分自身のことのような重大なこと。
私たちへの大きな愛が注がれている証し。

B)「救い主であるイエス様の願い」について思いめぐらす。

どのような思いをもって苦しみを受け、いのちを捧げられたのか。
その願いの大きさ、強さは、十字架のみわざに見ることができる。
言い表わすことができない、私たちへのきよいあわれみ。

C)『神からの和解』について思いめぐらす。

神様との和解は、私たちから申し出るべきもの。
大きな危険を感じ取る。
偉大な計画の未来が、私たちのために用意されている。

3.和解の目的な何か?

マタイ6:10
御国が来ますように。みこころが天で行なわれるように地でも行なわれますように。

A)主の祈りの中の重要なポイント

『御国が来ますように』と祈りを教えられた。
『みこころが地でも行なわれるように』と祈りを教えられた。
私たちの願いの祈りとするなら、主導権は人が持つことになる。
しかし、「ついて行きます」という願いの祈りなら、主導権は神様にあることを認めている祈りとなる。

B)神は国づくりをしておられる
(黙示録1:5〜6)
また、忠実な証人、死者の中から最初によみがえられた方、地上の王たちの支配者であるイエス・キリストから、恵みと平安が、あなたがたにあるように。イエス・キリストは私たちを愛して、その血によって私たちを罪から解き放ち、また、私たちを王国とし、ご自分の父である神のために祭司としてくださった方である。キリストに栄光と力とが、とこしえにあるように。アーメン。

人々が多く救われてくることは、神の王国の拡大であり、私たちが整えられることは、王国の質が高められることになる。

4.『季布一諾』の信仰告白を日々こころがける。

「私は、神様が成そうとしておられることに『ついて行く』ため、きょうも、神様が懇願されている和解をすべて受け入れます。神様の愛に応えるため、正しい良心の神への誓いをもってみことばに従う一日とします。アーメン」

 

『ついて行きます』という季布一諾の心をもって主の祈りをしましょう。

★毎日のデボーションの祈り

天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。
御国が来ますように。みこころが天で行なわれるように地でも行なわれますように。
私たちの日ごとの糧をきょうもお与えください。
私たちの負いめをお赦しください。私たちも負いめのある人たちを赦しました。
私たちを試みに会わせないで、悪からお救いください。
国と力と栄えは、とこしえにあなたのものだからです。
アーメン。

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