2007  devotion

破邪顕正 はじゃけんしょう

不正や誤った考えを打ち破り、
正しい考えや正義を明らかにすること。

 

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コロサイ1:21〜22
あなたがたも、かつては神を離れ、心において敵となって、悪い行ないの中にあったのですが、今は神は、御子の肉のからだにおいて、しかもその死によって、あなたがたをご自分と和解させてくださいました。それはあなたがたを、聖く、傷なく、非難されるところのない者として御前に立たせてくださるためでした。

12月24日(月)〜12月29日(土)
下記のポイントから自由にデボーションしてください。 

1.神から離れ、心において敵となって、悪い行いの中にいる

 A)進化論の影響
   ○進化論的倫理説

進化によって道徳の起源を説明しようとしたダーヴィンの説や、適者生存という進化の法則に従うことが道徳の目的に一致するとしたスペンサーなどの説。

   ○ダーヴィン
英国の博物学者で進化論の確立者。変異個体間のの競争に基づく自然淘汰説を提唱。

   ○スペンサー
英国の哲学者、進化論的社会思想家。星雲の生成から人間社会の道徳的原理の展開に至るまで、一切を進化の法則のもとに組織的に説明、社会進化論とそれに基づく自由放任主義を提唱。

   ○自然淘汰説
生物は原則として多産性で、そのために起こる生存競争の結果、環境により適応した変異個体が生存し、その変異を子孫に伝える。このため生物は次第に環境に適応した方向に向かって進化するという考え。

この進化論を社会現象に適応し、ナチズムの人種理論などの思想的正当化のために用いられた。

 B)どのようなところに進化論の影響をうけているのでしょう。

人生を深く考えなくなる。これは正しいという基準は必要ない。

2.キリストの誕生と神の和解

ローマ5:10
もし敵であった私たちが、御子の死によって神と和解させられたのなら、和解させられた私たちが、彼のいのちによって救いにあずかるのは、なおさらのことです。

敵とは、その存在を認めたくない相手のことを言う。
和解とは、互いに快く受け入れあうことを言う。それには何らかの代償が求められる。
神の存在を否定するという罪がどのような損失を神に対してもたらしたかを考えてみましょう。

3.神は目的を持ってキリストの誕生を実現された

『御前に立たせるため』という表現には、神様のどのようなお気持ちや考えが含まれているかを黙想してみましょう。

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