2007  devotion

百戦錬磨 ひゃくせんれんま
数多くの戦いに出て、武術を鍛え上げること。
転じて、多くの経験を積んで事情に通じていること。

 

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第1テモテ4:7〜8
俗悪な、年寄り女がするような空想話を避けなさい。むしろ、敬虔のために自分を鍛練しなさい。肉体の鍛練もいくらかは有益ですが、今のいのちと未来のいのちが約束されている敬虔は、すべてに有益です。

6月18日(月)〜6月23日(土)
下記のポイントから自由にデボーションしてください。


 『俗悪な年寄り女の空想話』とは、不敬虔で無分別な者を代表しています。年を重ねるに従って成熟した敬虔さが身に付けられるように自分を鍛練しましょう。

1.『敬虔』は人格者としての一つのしるし。

第1テモテ6:11
しかし、神の人よ。あなたは、これらのことを避け、正しさ、敬虔、信仰、愛、忍耐、柔和を熱心に求めなさい。

『神の人』=人格を持たれた神から遣わされた者。
人格者である神の人が求めるべきものの中に『敬虔』がある。
肉の欲を本音と間違えてはいけません。私たちの本音は、敬虔さからくる正しい良心の思いなのです。

2.鍛練する

第1テモテ4:8
肉体の鍛練もいくらかは有益ですが、今のいのちと未来のいのちが約束されている敬虔は、すべてに有益です。

『鍛練』とは金属を鍛えること。そのことから、修養や訓練をつんで心身を鍛えたり、技能をみがいたりすることを意味します。
自分を鍛練することは、敬虔を見に付けることにつながります。

3.神様との関係において鍛練する

箴言17:3
銀にはるつぼ、金には炉、人の心をためすのは主。

祈りとみことばを行なうことを積み重ねることによって、聖霊様から取扱いを受けることになります。
自分の思いのとおりにならないことを多く体験するようになり、神の前にへりくだること悟るのです。
百戦錬磨。もっと祈り、もっとみことばを行なって自分を鍛練しましょう。

4.人との関係において鍛練する

第1ヨハネ1:7
しかし、もし神が光の中におられるように、私たちも光の中を歩んでいるなら、私たちは互いに交わりを保ち、御子イエスの血はすべての罪から私たちをきよめます。

様々な人と交流を持つことによって問題が生じ、罪を犯します。
互いの罪を血潮によってきよめていただくためには、へりくだらなければなりません。
百戦錬磨。自分を鍛練するために、様々な人と関わりを持ちましょう。

5.肉の思いとの関係によって鍛練する

ローマ7:24〜25
私は、ほんとうにみじめな人間です。だれがこの死の、からだから、私を救い出してくれるのでしょうか。私たちの主イエス・キリストのゆえに、ただ神に感謝します。ですから、この私は、心では神の律法に仕え、肉では罪の律法に仕えているのです。

からだの内に宿っている罪によって悩まされています。
百戦錬磨。イエス様の福音に立って、罪に勝利していきましょう。

6.敬虔による一つの悟り

エペソ2:10
私たちは神の作品であって、良い行ないをするためにキリスト・イエスにあって造られたのです。神は、私たちが良い行ないに歩むように、その良い行ないをもあらかじめ備えてくださったのです。

敬虔が身に付くことによって、いろいろなみことばが悟らされます。
人生すべて、死ぬまで、敬虔のために自分を鍛練することなのでしょう。
それが『百戦錬磨』なのです。

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