2006  devotion

家鶏野鶩 かけいやぼく
家に飼っている鶏を嫌って、野生のあひるを好むことから、古いものを嫌い遠ざけて、珍しく新しいものを好むたとえ。また、身近なものや良いものを嫌い、遠くにあるものや悪いものを好むたとえ。 

go home   go to top

第2コリント6:1
私たちは神とともに働く者として、あなたがたに懇願します。神の恵みをむだに受けないようにしてください。

7月24日(月)〜7/29(土)
下記のポイントから自由にデボーションしてください。 
 

神の恵みを無駄にするとはどのようなことなのかをイエス様のたとえ話から考えてみましょう。

1.借金を免除されたしもべ

マタイ18:24〜34
清算が始まると、まず一万タラントの借りのあるしもべが、王のところに連れて来られた。しかし、彼は返済することができなかったので、その主人は彼に、自分も妻子も持ち物全部も売って返済するように命じた。それで、このしもべは、主人の前にひれ伏して、『どうかご猶予ください。そうすれば全部お払いいたします。』と言った。しもべの主人は、かわいそうに思って、彼を赦し、借金を免除してやった。ところが、そのしもべは、出て行くと、同じしもべ仲間で、彼から百デナリの借りのある者に出会った。彼はその人をつかまえ、首を絞めて、『借金を返せ。』と言った。彼の仲間は、ひれ伏して、『もう少し待ってくれ。そうしたら返すから。』と言って頼んだ。しかし彼は承知せず、連れて行って、借金を返すまで牢に投げ入れた。彼の仲間たちは事の成り行きを見て、非常に悲しみ、行って、その一部始終を主人に話した。そこで、主人は彼を呼びつけて言った。『悪いやつだ。おまえがあんなに頼んだからこそ借金全部を赦してやったのだ。私がおまえをあわれんでやったように、おまえも仲間をあわれんでやるべきではないか。』こうして、主人は怒って、借金を全部返すまで、彼を獄吏に引き渡した。

一万タラント=元に戻すことのできないもの。
全部売って返済するように命じた⇒律法の厳しさ。行いによる義。
ご猶予ください⇒行いによる義を全うしようとしている態度。
主人はかわいそうに思って⇒恵みを施す動機。あわれみの心。
彼を赦し⇒行いによる義の責めをしない。
借金の免除⇒自分で元に戻さなくてよい。主人が負債を負うこと。
しもべ仲間に借金返済を迫った⇒行いによる義をもって責めること。
承知せず⇒行いによる義をもって責め続けること。あわれみがない。
彼を獄吏に引き渡した⇒赦されたこと、恵みが無駄になってしまった。

どのような神の恵みがあなたのもとにあるでしょう。良いものがあるにもかかわらず、別のものを求めていませんか?
無駄になる前にどうすればよいでしょう。

  next