■2024年2月18日 日曜礼拝メッセージより(主任牧師 辻 秀彦 師)

御霊の喜びに導かれる

 

主題聖句(ローマ14:17)
神の国は飲み食いのことではなく、義と平和と聖霊による喜びだからです。


A.ローマ14:17
「神の国は飲み食いのことではなく、義と平和と聖霊による喜びだからです。」

御霊の喜びは、陽気であり穏やかな幸福感で心を豊かにする。

 永遠の世界である神の国では、飲み食いが中心ではありません。飲み食いしないでも死なない身体になるからです。
 そしてここでは、聖霊による喜びが満ちています。この喜びは何かを得たからとか何かをしたからではなく、存在自体が喜びなのです。
 心が豊かになるので、何もしなくても存在そのものを喜ぶことができるのです。これが御霊の喜びです。
 私たちは肉体を去っても神の国に行けるという約束があり、望みがあります。ですから、お互いに平和を作っていくことを最も大切なこととし、隣人を愛することを一番に求めていくことができます。
 神の国に争いはありません。神の義によって支配されているからです。そしてそこでは、あらゆる喜びを満喫できるのです。

B.ピリピ4:4
「いつも主(御霊)にあって喜びなさい。もう一度言います。
喜びなさい。」
 
 神の子として新しく生まれたのですから、御霊があなたを陽気にし、幸せで豊かな心にしてくださいます。
 罪人であった者が神の子として生まれ変わったとは、天と地の差があります。その大きな差に気づきましょう。この特権が与えられているということは、驚くような事です。
 例えば、王の子であったなら、例え失敗をしたとしても、王子だからと許されるでしょう。私たちも神の子という特権が与えられているのですから、未熟さが残っていても許されるのです。
 その特権は、イエス・キリストの十字架によって許され、与えられたものです。ですから許されている間、この地上で生きている間に、御霊によって正しい方向に導かれていくことを求めていきましょう。
 そのように神の子として与えられている人生を歩めるということは、本当に素晴らしいことであり、喜べることではないでしょうか。罪人から神の子とされたこの喜びは永遠に変わらないものです。
 しかし、クリスチャンとなった私たちは本当に神の子としての人生を歩むことを願っているでしょうか。
 この特権は、良い神の子として成長していくために与えられたものです。堕落するためではありません。いつまでも神の子として歩もうとせず、特権だけを使っていたら、その特権はいずれ奪われてしまいます。

 今日、神の子としての人生を歩み続けたいと願いましょう。願いを持つことは大切です。
 この願いが弱いと、肉の欲を満足させて生きることに心が向いてしまいます。神の子の人生がいかにすばらしいかを考えてみましょう。
 王政の中で、いい王様に支配され、公正な裁き、敵国からの守り、豊かさが与えられていたら、国民はどんなに幸せでしょうか。
 私たちはそういう神の国に今生きています。教会は神の国の表れであり、クリスチャン同士は神の家族です。神のルールと秩序が守られる所です。
 この教会で、私たちはお互いに尊重し合い、神の国を守り保つように心を向けていく必要があります。
 その中で、自己主張ばかりして自分が王様になり、自分の国を作ろうとしないでください。
 列王記、歴代誌に何人ものイスラエルの王がでてきます。これをよく読んで教訓とし、学ぶことが必要です。悪い王様に習わないようにしましょう。
 救い主であるキリストが神の国の王です。これ以上の素晴らしさ、喜びはありません。

【デボーションポイント】
御霊の喜びに導かれるためには、罪人の人生から神の子の人生へと新しく生まれ変わったことを信じなければなりません。
 この喜びを実感していくことが大切です。私たちは子としてくださる御霊を受けたのです。
(ガラテヤ4:6)
「そして、あなたがたは子であるゆえに、神は「アバ、父」と呼ぶ、御子の御霊を、私たちの心に遣わしてくださいました。」

 イエス様を信じている私たちは神の子の御霊を受けることができます。そして、アバ、父よと呼ぶことができるのです。
 この大きな神の愛と憐れみを無駄にしないようにしましょう。
神様は神の家族として、私たちが永遠の神のご計画を共に担うことを願ってくださっています。
 永遠の世界に向けて、全宇宙、全存在をかけて、未来の計画を果たすために共に歩んでいこうと、神様は願ってくださっています。これ以上の特権はありません。
 そのために、御霊があなた自身を新しく作り変えてくださるのです。作り変えられていくことを喜びましょう。
 この喜びがあなたの内にますます湧きあっがってくるのが、成長したクリスチャンです。喜びは成長するほど、後からついてきます。
 年数とともに喜びが消えていくのは、本物ではありません。最初の喜びがだんだん薄くなっていると感じられるなら、本当に御霊に導かれて歩んでいるかどうかを確認してください。 
 クリスチャン生活の喜びより、この世の喜びのほうに心が向いているなら、罪の誘惑に陥りやすくなります。
 御霊に導かれる喜びをもっと味わってください。そうすれば、誘惑してくるこの世の欲に打ち勝つことができるようになります。
 喜びは本当に大切です。パウロはそれゆえ何度も「喜びなさい」と励ましています。
 神の子として作り変えられた喜び、新生の喜びを忘れないようにしましょう。
 いつも作り変えてくださる御霊に導かれていくなら、いつも喜んでいることができるようになります。

【短歌】

喜びは 神の子として 新しく 

生まれ変わった 御霊の働き