2020 devotion

自己欺瞞

go home   go to top

 

『自己欺瞞』(じこぎまん)
意味=自分の良心や本心に反しているのを知りながら、それを自分に対して
   無理に正当化すること

箴言20:23
異なる二種類のおもりは主に忌みきらわれる。欺きのはかりはよくない。

 

1.新約に出て来る「欺き」

A.(ガラテヤ6:3)
だれでも、りっぱでもない自分を何かりっぱでもあるかのように思うなら、自分を欺いているのです。

 誤った方向に導く → だまして〜させる → 悪事に誘い込む

B.(第1コリント3:18)
だれも自分を欺いてはいけません。もしあなたがたの中で、自分は今の世の知者だと思う者がいたら、知者になるためには愚かになりなさい。

 迷わす→欺く→だまし取る→魅了する→(気晴らしとして)楽しませる

C.(使徒5:3)
そこで、ペテロがこう言った。「アナニヤ。どうしてあなたはサタンに心を奪われ、聖霊を欺いて、地所の代金の一部を自分のために残しておいたのか。」

 真実を言わずに、虚偽によって欺く。

D.(第1ヨハネ1:8)
もし、罪はないと言うなら、私たちは自分を欺いており、真理は私たちのうちにありません。

 歩き回る→ふらつく→放浪する→徘徊する→迷う→あざむく→誤りを犯す

E.(ヤコブ1:22)
また、みことばを実行する人になりなさい。自分を欺いて、ただ聞くだけの者であってはいけません。

 意味を取り違えたり、間違った理解をする。

 

 

2.「自己欺瞞」防止策

A.(第1ペテロ1:22)
キリストは罪を犯したことがなく、その口に何の偽りも見いだされませんでした。

 真理に従う→たましいが清められる→偽りのない兄弟愛に至る

B.(第1テモテ1:3〜5)
私がマケドニヤに出発するとき、あなたにお願いしたように、あなたは、エペソにずっととどまっていて、ある人たちが違った教えを説いたり、果てしのない空想話と系図とに心を奪われたりしないように命じてください。そのようなものは、論議を引き起こすだけで、信仰による神の救いのご計画の実現をもたらすものではありません。この命令は、きよい心と正しい良心と偽りのない信仰とから出て来る愛を、目標としています。

 自分に都合良くみことばを解釈したり果てしない議論をしない。
 

 

【俳句】
    身を守る  河豚の姿に  弱さ知る

 

top

next