2020 devotion

目をさましていなさい・バルテマイの叫び

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【辻和希伝道師デボーション】  

目をさましていなさい』

マタイ25:1〜13
そこで、天の御国は、たとえて言えば、それぞれがともしびを持って、花婿を出迎える十人の娘のようです。そのうち五人は愚かで、五人は賢かった。愚かな娘たちは、ともしびは持っていたが、油を用意しておかなかった。賢い娘たちは、自分のともしびといっしょに、入れ物に油を入れて持っていた。花婿が来るのが遅れたので、みな、うとうとして眠り始めた。ところが、夜中になって、『そら、花婿だ。迎えに出よ』と叫ぶ声がした。娘たちは、みな起きて、自分のともしびを整えた。ところが愚かな娘たちは、賢い娘たちに言った。『油を少し私たちに分けてください。私たちのともしびは消えそうです。』しかし、賢い娘たちは答えて言った。『いいえ、あなたがたに分けてあげるにはとうてい足りません。それよりも店に行って、自分のをお買いなさい。』そこで、買いに行くと、その間に花婿が来た。用意のできていた娘たちは、彼といっしょに婚礼の祝宴に行き、戸がしめられた。そのあとで、ほかの娘たちも来て、『ご主人さま、ご主人さま。あけてください』と言った。しかし、彼は答えて、『確かなところ、私はあなたがたを知りません』と言った。だから、目をさましていなさい。あなたがたは、その日、その時を知らないからです。

1.花婿を出迎える十人の娘の例えより

1)油を準備する

 油=聖霊様

2)目をさます=意識して見る(watch)

・予備の油を用意した賢い五人の娘は、出迎える花婿の行動を意識していた。
・神様のことを日頃から意識することで再臨に備えることができる。

3)日頃から備える習慣を

 例)余裕を持った行動、仕事の下準備、防災の備えなど

・普段が行き当たりばったりの人は予備の油を備えることができる?
・主の再臨を心から迎えるという信仰をどのように現すことができる?

 

【横路伝道師デボーション】

バルテマイの叫び (私をあわれんでください)』

マルコ10:46〜52
彼らはエリコに来た。イエスが、弟子たちや多くの群衆といっしょにエリコを出られると、テマイの子のバルテマイという盲人の物ごいが、道ばたにすわっていた。ところが、ナザレのイエスだと聞くと、「ダビデの子のイエスさま。私をあわれんでください」と叫び始めた。そこで、彼を黙らせようと、大ぜいでたしなめたが、彼はますます、「ダビデの子よ。私をあわれんでください」と叫び立てた。すると、イエスは立ち止まって、「あの人を呼んで来なさい」と言われた。そこで、彼らはその盲人を呼び、「心配しないでよい。さあ、立ちなさい。あなたをお呼びになっている」と言った。すると、盲人は上着を脱ぎ捨て、すぐ立ち上がって、イエスのところに来た。そこでイエスは、さらにこう言われた。「わたしに何をしてほしいのか。」すると、盲人は言った。「先生。目が見えるようになることです。」するとイエスは、彼に言われた。「さあ、行きなさい。あなたの信仰があなたを救ったのです。」すると、すぐさま彼は見えるようになり、イエスの行かれる所について行った。

1.バルテマイの苦難
 *盲目の障害、貧困、疎外・・・・・・絶望状態によるへりくだり

2.バルテマイの希望の光
 *救い主イエス・キリスト=ダビデの子イエス様

3.バルテマイの叫び
 *「ダビデの子イエス様!私をあわれんでください!」
 *制止された(たしなめられた)ことに屈せず、叫び続けた。

4.イエス様のあわれみ(1)
 *叫びを聞かれた
  私たちの願いと切なる祈りはイエス様に届いている
 *立ち止まられた
  あわれみのゆえに一人の魂に目を止められる。
 *呼んでくださった。
  不信仰な罪人であっても招いてくださる

5.弟子たちの言動 (先輩クリスチャンの言動)
 *心配しないでよい。(願いは届いた。大丈夫、もう叫ばなくて良い)
 *さあ、立ちなさい。(一緒に連れて行こうと手を差し出す)
 *あなたをお呼びになっている。(主が招いてくださっていると伝える)

6.バルテマイの行動
 *上着を脱ぎ捨てた
  ・・・・・上着が唯一の財産であったかも・・・・・
 *すぐに立ち上がってイエス様のところに行った
 (祈りが応えられたという確信が来たら喜びと感謝があふれる)
  ・・・・・喜び勇んで(リビングバイブル訳)・・・・・
  ・・・・・躍り上がって(新共同訳)・・・・・・・・・

7.イエス様のあわれみ(2)
 *顔と顔を合わされた
  ・・・・・向かい合う神様・交わりをされる神様、生ける神様・・・・・
  (感情の無い、人の手で作った偶像の神とはちがう)
 *「わたしに何をしてほしいのか。」

  ・・・・イエス様の謙遜と愛・・・・
 (バルテマイが何を願っているのか愛による確認をされた)
 ◎その人の幸いのため、隣人の幸いのための必要に応えられる神様
 ◎漂流船の出来事・・・・・

8.バルテマイのいやし
 *「先生、目が見えるようになることです。」

  〇 先生=主の意味
  〇 目が見えるようになること=
    ・主を見ることができるように
    ・自分の罪が見えるように
    ・隣人の必要が見えるように
    ・主について行くことができるように

 *「さあ、行きなさい。あなたの信仰があなたを救ったのです。」

 ◎イエス様が救い主と確信していたこと・・・・・
  その結果、あきらめない信仰がいやしと救いをもたらした・・・・・

9.イエス様について行ったバルテマイ
  弟子となった・・ペンテコステの日に聖霊を受けた120人のうちの
          一人となったかも・・・・

【今日の適用】
 ・・・・・・聖められることを追い求めるために・・・・・・・
1.すべてのことに時がある(忍耐して待つこと)
   *今は苦しいつらい、バルテマイの状況かもしれない。

   *イエス様が救い主であることを知っているがまだ目が見えていない。
   *祈りがなかなか聞かれないと思っている。

2.揺るがされない信仰(バルテマイに学ぶ)
   *あきらめない信仰 ・・・・・イエス様は生きておられる神様、だから
   *信じ続ける・・・必ず救い、いやし、問題を解決してくださる、たとえ
   *邪魔が入っても・・・叫び祈ることを妨害する誘惑や邪魔が必ず入って
    来るが、やめない。

3.私たちの叫び続ける祈り・・・・・私達は、今、何を願っているか。

*救い主イエス様!・・・と、すべてをなしとげられる主の名を呼び続ける

*私をあわれんでください!・・あわれみと愛の主が必ず助けられる

*目が見えるようにしてください!

*聖めてください!

*聖霊で満たしてください!

*失われている魂を救ってください!


 


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