2019 devotion

聖霊の雨を待つ忍耐

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ヤコブ5:7〜8
こういうわけですから、兄弟たち。主が来られる時まで耐え忍びなさい。見なさい。農夫は、大地の貴重な実りを、秋の雨や春の雨が降るまで、耐え忍んで待っています。あなたがたも耐え忍びなさい。心を強くしなさい。主の来られるのが近いからです。

 

1.ヤコブ5:7〜8の内容観察

金持ちたちへのきびしいさばきがくだされるのですから、敬虔な兄弟たち。すべてを公正にさばくために再び地上に主が来られるそのときまで耐え忍びなさい。
農夫が貴重な大地の実りを、秋の雨や春の雨が降るのを耐え忍んで待っているように、あなたがたも聖霊の雨が降るのを忍耐強く待ち望みなさい。主が来られるのが近いからです。

 

A)聖霊の雨を待つ忍耐とは?
 

「悪」による矛盾や理不尽なことが放置されていることに対する忍耐。
 

 

B)季節の雨の大切さ
 

秋の雨は、10月後半から12月はじめに降る雨のことで、夏の干ばつで固くなった土地を柔らかくするために降る雨。春の雨は、3月から4月に降る雨で、収穫の前に降る大切な雨のこと。
 

 

2.聖霊の雨
イザヤ44:3
わたしは潤いのない地に水を注ぎ、かわいた地に豊かな流れを注ぎ、わたしの霊をあなたのすえに、わたしの祝福をあなたの子孫に注ごう。

A)潤いのない地、かわいた地とは?
 

「地」は、罪人の「心」のこと。
 

潤いのない心=愛とあわれみのない心
 

かわいた心=かたくなでがんこな利己的な心
 

 

B)地に水を注ぎ、豊かな流れを注ぐとは?
 

注ぐ⇒上から水が与えられる⇒雨のこと
 

聖霊を祝福が雨のように心に降り注がれる
 

 

【デボーションポイント

「十風五雨」(じゅうふうごう)の心は、聖霊の雨と風が必要であることに目を向ける。
 

「十風五雨」の意味
十日ごとに風が吹き、五日ごとに雨が降る、農耕に適した天候のこと。
または、世の中が平和で穏やかなこと。

 

 

【俳句】
    絶え間なく  雨を求める  ひきがえる

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