2016 devotion

聖い愛の土壌1

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第1テモテ1:5
この命令は、きよい心と正しい良心と偽りのない信仰とから出て来る愛を、目標としています。

【主題聖句内容観察】
信仰による神の救いのご計画の実現のための命令は、内側と外側の浄化を気をつける心と、創造主への畏敬の念によって物事を判断する良心と、未来に対する神の約束を真心をもって信じる心という土壌から生まれ育つ聖い愛の実を結ぶことを目標としているのです。

 

1.『正しい良心』について(第1テモテ1:19)

ある人たちは、正しい良心を捨てて、信仰の破船に会いました。

A)『正しい良心』とは?
ギリシャ語の良心⇒

意識するところ、自覚するところ、確信するところ
特に「善悪」「正否」を意識し、自覚する心の動き

「正しい」⇒正しさの基準は神である。

正しい良心とは、創造主を意識する良い心のことである。

B)『正しい良心』の重要性

「正しい良心」を捨てると、信仰の破船にあってしまう。

つまり、人生の航海を行く船を操作する操舵手の役割をしている。

「神聖化すること」「自分を神に捧げること」「浄化、精錬すること」

【デボーション参考ポイント】

愛の神、聖い神である創造主を意識した人生の舵取りをする。

2.『頑廉懦立』(がんれんだりつ)(ヘブル9:14)

まして、キリストが傷のないご自身を、とこしえの御霊によって神におささげになったその血は、どんなにか私たちの良心をきよめて死んだ行ないから離れさせ、生ける神に仕える者とすることでしょう。

『頑廉懦立』の意味

高潔な師に接すると、頑固で欲張りな者も改心して私欲がなくなり、心が清くなり、だらしない臆病者も勇気を奮い起こすこと。

【内容観察】

一時的でも動物の血が聖めの働きをするのであれば、罪を宿していない完全な人間となられたキリストが、神の永遠の愛そのもであられる御霊の愛の導きによって、罪人へのさばきをなだめる贖いのいけにえとして神におささげになった愛の血潮は、救いようのない悪に染まっている心でも、愛の神を意識することができる綺麗な心とし、欲望を制御できない生き方から切り離し、神に似せて創造された者として神の聖い愛にふさわしく生きる者としてくださることでしょう。

【デボーション参考ポイント】

見えない神の愛を見えるためにキリストの血が流されました。その愛を感じ取ることができるように、意識しましょう。

 

 

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