第1コリント10:31
「こういうわけで、あなたがたは、食べるにも、飲むにも、何をするにも、ただ神の栄光を現すためにしなさい。」
【主題聖句内容観察】
「他の人の利益を心がける隣人愛のゆえに、あなたがたは、生活のための一つ一つをとおして、神の御栄えの中心である愛を現すようにしなさい。」
『不立文字』(ふりゅうもんじ)の意味
言葉や文字、経典にとらわれることなく、心でもって悟りを導くこと。文字のような表面的に形作られるものではなく、その更なる深層において感じ取らせること。心から心へと伝えること。
禅宗の教義を表す言葉から。
1.人生を全うするための動機を悟る
A)第1ヨハネ4:9
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神はそのひとり子を世に遣わし、その方によって私たちに、いのちを得させてくださいました。ここに、神の愛が私たちに示されたのです。
【内容観察】
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神は、御自身の未来の保証である一人息子のイエス・キリストを贖いの代価としてこの世に遣わされ、その方によって罪の滅びの中にあった私たちを義と認め、いのちを得させてくださいました。ひとり子を代償にするほどの私たちへの愛が示されているのです。 |
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B)ガラテヤ2:20
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私はキリストとともに十字架につけられました。もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられるのです。いま私が、この世に生きているのは、私を愛し私のためにご自身をお捨てになった神の御子を信じる信仰によっているのです。
【内容観察】
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私は罪のさばきを受けるためにキリストとともに十字架につけらて罰せられました。罪の私は死んでしまったのです。今生きているいのちは復活されたイエスのいのちなのです。ですから、私がこの世に生き続ける理由は、私を愛して苦しんでくださった神の愛そのものである方の愛のためにこの世に生きているのです。 |
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【デボーション参考ポイント】
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私たちのいのちは、神様から授かったものですか、それとも、預かったものですか? |
2.『不立文字』を受ける
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ヨナ4:10〜11
主は仰せられた。「あなたは、自分で骨折らず、育てもせず、一夜で生え、一夜で滅びたこのとうごまを惜しんでいる。
まして、わたしは、この大きな町ニネベを惜しまないでいられようか。そこには、右も左もわきまえない十二万以上の人間と、数多くの家畜とがいるではないか。」
『惜しむ=愛しむ』
捨て難く思う。愛着を持つ。いとおしく思う。大事にする。いつくしむ。
【内容観察】
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ヨナのとうごまにたいする惜しむ心をとおして、罪人が滅びることに対する神のあわれみの心を諭された。 |
【デボーション参考ポイント】
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いたらぬ者への神の愛を『惜しむ心』という点から考えてみましょう。 |
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