2015 devotion

愛は氾愛兼利

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『氾愛兼利』(はんあいけんり)
人を区別なく広く愛し、互いに利益を与え合うこと。
『氾愛』⇒広く隅々まで愛情を及ぼす意。
『兼利』⇒利益を共にして、広く分け合う意。

1.5000人への給食(ヨハネ6:5〜13)

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6:13

イエスは目を上げて、大ぜいの人の群れがご自分のほうに来るのを見て、ピリポに言われた。「どこからパンを買って来て、この人々に食べさせようか。」
もっとも、イエスは、ピリポをためしてこう言われたのであった。イエスは、ご自分では、しようとしていることを知っておられたからである。
ピリポはイエスに答えた。「めいめいが少しずつ取るにしても、二百デナリのパンでは足りません。」
弟子のひとりシモン・ペテロの兄弟アンデレがイエスに言った。
「ここに少年が大麦のパンを五つと小さい魚を二匹持っています。しかし、こんなに大ぜいの人々では、それが何になりましょう。」
イエスは言われた。「人々をすわらせなさい。」その場所には草が多かった。そこで男たちはすわった。その数はおよそ五千人であった。
そこで、イエスはパンを取り、感謝をささげてから、すわっている人々に分けてやられた。また、小さい魚も同じようにして、彼らにほしいだけ分けられた。
そして、彼らが十分食べたとき、弟子たちに言われた。「余ったパン切れを、一つもむだに捨てないように集めなさい。」
彼らは集めてみた。すると、大麦のパン五つから出て来たパン切れを、人々が食べたうえ、なお余ったもので十二のかごがいっぱいになった。

【内容観察】

★少年が、イエス様に持って来た五つのパンと二匹の魚。

★イエス様は、それを受け取って祝福し、人々に分け与えられた。

★受け取った人々は、それを分け与え続け、すべての人が満たされた。

★十分食べたとき、パンは十二かごいっぱいに余り、増えなくなった。


2.分かち合う

第1テモテ6:18
また、人の益を計り、良い行ないに富み、惜しまずに施し、喜んで分け与えるように。

【内容観察】

また、どうすれば人の徳を高めることができるかを考え、心の豊かさの現われである良い行ないをし、与える喜びを学ぶために施しを続け、神が多くを与えてくださっているのは、喜んで分け与えるためであることを悟るように。

【デボーション参考ポイント】

人の益(建徳)となる「愛をする」ことの分かち合いにチャレンジしてみましょう。

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