出エジプト34:6〜7
主は彼の前を通り過ぎるとき、宣言された。「主、主は、あわれみ深く、情け深い神、怒るのにおそく、恵みとまことに富み、恵みを千代も保ち、咎とそむきと罪を赦す者、罰すべき者は必ず罰して報いる者。父の咎は子に、子の子に、三代に、四代に。」
1.怒るのにおそい
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(1)ヘブル語の「怒るのにおそい」
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英語で(longsuffering)=<侮辱や苦痛などに>長い間我慢してきた。
辛抱強い。長い忍耐。
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(2)『忍辱負重』の神の愛
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詩篇103:7〜8
主は、ご自身の道をモーセに、そのみわざをイスラエルの子らに知らされた。主は、あわれみ深く、情け深い。怒るのにおそく、恵み豊かである。 |
★『忍辱負重』(にんじょくふじゅう)の意味
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屈辱を受けながらもじっと耐え忍び重責を担い、それを全うすること |
A) |
御自身の道
★モーセに知らされた道
★新約の私たちの知らされた道
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B) |
そのみわざ
★イスラエルに知らされたみわざ
★新約の私たちに知らされたみわざ
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2.その実は『英知』
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箴言14:29
怒りをおそくする者は英知を増し、気の短い者は愚かさを増す。
【内容観察】
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侮辱や苦痛を受けても、すぐに怒りを表さずに制御する人は、その実として、深遠な道理をさとりうる優れた才能と知恵を得、その怒りを感情のままに言い表す人は、愛を知らない自己中心な人として信頼と尊敬を失い、人々が離れて行く。 |
【デボーション参考ポイント】
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★エペソ4:29
怒っても、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで憤ったままでいてはいけません。
◎第1サムエル25章を参考に考えてみましょう。 |
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