ローマ13:2
したがって、権威に逆らっている人は、神の定めにそむいているのです。そむいた人は自分の身にさばきを招きます。
『権威』は、異なったものを調和のとれたものとするだけでなく、それを維持するためにさばく力も有している。
1.権威に逆らう者
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ローマ9:20
しかし、人よ。神に言い逆らうあなたは、いったい何ですか。形造られた者が形造った者に対して、「あなたはなぜ、私をこのようなものにしたのですか。」と言えるでしょうか。
【内容観察】
◎ |
その国の最高権威者は、建国者であるように、万物の最高権威者は、創造主の神である。 |
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2.定め(律法)を守成させるための権威
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ローマ13:3
支配者を恐ろしいと思うのは、良い行ないをするときではなく、悪を行なうときです。権威を恐れたくないと思うなら、善を行ないなさい。そうすれば、支配者からほめられます。
【内容観察】
◎ |
支配者が定めた律法を守っているなら、権威をこわがる必要はありません。むしろほめられるのです。そのようにして、定められたことが固く建てられて平安を保つのです。 |
◎ |
神の国の定めは、主なる神を愛することと、隣人を自分を愛するように愛することです。これが固く建てられるために権威が必要になるのです。 |
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3.さばきを行使するための権威
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ローマ13:4
それは、彼があなたに益を与えるための、神のしもべだからです。しかし、もしあなたが悪を行なうなら、恐れなければなりません。彼は無意味に剣を帯びてはいないからです。彼は神のしもべであって、悪を行なう人には怒りをもって報います。
【内容観察】
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さばきは、神の定めに逆らう者たちを懲らしめて立ち帰らせる役割
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◎ |
さばきは、神の定めを妨害する者たちを取り除く役割
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4.『賞罰之柄』を持つ方
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箴言9:10
主を恐れることは知恵の初め、聖なる方を知ることは悟りである。
◎『賞罰之柄』(しょうばつのへい)の意味
【内容観察】
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人がまず知識を得、知恵を着けるためには、創造主への畏敬の念と主権を認めることが第一である。それによって物事の善悪を区別することができるようになる。これが悟りである。 |
【デボーション参考ポイント】
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