ヨハネ15:3〜4
あなたがたは、わたしがあなたがたに話したことばによって、もうきよいのです。
わたしにとどまりなさい。わたしも、あなたがたの中にとどまります。枝がぶどうの木についていなければ、枝だけでは実を結ぶことができません。同様にあなたがたも、わたしにとどまっていなければ、実を結ぶことはできません。
★2節の「刈り込み」というギリシャ語は、3節の「きよい」というギリシャ語を語源としている。
1.愛の刈り込み
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第2テモテ3:16〜17
聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です。それは、神の人が、すべての良い働きのためにふさわしい十分に整えられた者となるためです。
【内容観察】
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聖書はすべて、神の愛の霊感によるもので、ぶどうの木の枝が農夫によって刈り込みされて整えられるように、教えと戒めと矯正と義の訓練という刈り込みに有益です。
それは、ぶどうの木にしっかりととどまっている神を愛する人が、農夫が願っているぶどうの木の実を豊かに結ぶ者となるためです。 |
【デボーション参考ポイント】
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★「刈り込みをする」⇒未来への可能性を意味している
★愛は、十分に整えられた者となることを目指している
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2.『同声異俗』(どうせいいぞく)
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マラキ3:14〜18
あなたがたは言う。「神に仕えるのはむなしいことだ。神の戒めを守っても、万軍の主の前で悲しんで歩いても、何の益になろう。今、私たちは、高ぶる者をしあわせ者と言おう。悪を行なっても栄え、神を試みても罰を免れる。」と。
そのとき、主を恐れる者たちが、互いに語り合った。主は耳を傾けて、これを聞かれた。主を恐れ、主の御名を尊ぶ者たちのために、主の前で、記憶の書がしるされた。
「彼らは、わたしのものとなる。――万軍の主は仰せられる。――わたしが事を行なう日に、わたしの宝となる。人が自分に仕える子をあわれむように、わたしは彼らをあわれむ。あなたがたは再び、正しい人と悪者、神に仕える者と仕えない者との違いを見るようになる。
◎『同声異俗』の意味
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人の生まれながらの性質、素質は同じだが、環境や教育といった後天的な要素によって、人物に差が生じること。 |
【デボーション参考ポイント】
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★神のあわれみにとどまる者と、そうでない者との違い |
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