2012 devotion
   
反キリストの愛(霊)

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第1ヨハネ4:3
イエスを告白しない霊はどれ一つとして神から出たものではありません。それは反キリストの霊です。あなたがたはそれが来ることを聞いていたのですが、今それが世に来ているのです。

1.羊の皮をかぶった狼

マタイ7:15
にせ預言者たちに気をつけなさい。彼らは羊のなりをしてやって来るが、うちは貪欲な狼です。

『にせ預言者』=神からの言葉だと偽って、自己中心愛の教えを説く。

『羊のなり』=神からの愛とみせかけて来る。

『貪欲な狼』=狙った獲物は逃さない。貪欲の餌食とする。

【敬聴】

「うちは貪欲な狼」これが見分けるポイント。
(第2ペテロ2:14)を参考に、貪欲な狼の特長を考えてみましょう。
第2ペテロ2:14
その目は淫行に満ちており、罪に関しては飽くことを知らず、心の定まらない者たちを誘惑し、その心は欲に目がありません。彼らはのろいの子です。

2.群れを荒らす狼

使徒20:29
私が出発したあと、狂暴な狼があなたがたの中にはいり込んで来て、群れを荒らし回ることを、私は知っています。

『狂暴な狼』=貪欲は狼のように狂暴である。

『入り込んで来る』=欺きと偽りをもって教会に入り込む。

『群れを荒し回る』=互いに愛し合う絆を断ち切る。

『私は知っている』=避けられない現実。

【敬聴】

キリストに敵対する愛(貪欲)は、私たちの心や教会をどのように荒らし回るのでしょう。 参考】民数記25:1〜3
民数記25:1〜3
イスラエルはシティムにとどまっていたが、民はモアブの娘たちと、みだらなことをし始めた。娘たちは、自分たちの神々にいけにえをささげるのに、民を招いたので、民は食し、娘たちの神々を拝んだ。こうしてイスラエルは、バアル・ペオルを慕うようになったので、主の怒りはイスラエルに対して燃え上がった。

3.『疑事無功』(ぎじむこう)

ルカ10:3
さあ、行きなさい。いいですか。わたしがあなたがたを遣わすのは、狼の中に小羊を送り出すようなものです。

 

★『疑事無功』の意味
 疑いながら、ためらいながら事を行うようでは、成果は期待でき

 ないということ。一度決めた事は決然として断行すべきであると
 言う戒めの語。

【敬聴と適用】

あえて狼の中に小羊を送り出される主の意図される事は何でしょう。
「反キリストの愛」の出現に関係して考えてみましょう。

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