2012 devotion
   
愛は憎まない

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愛と憎しみは表裏一体と言われるが、それは、愛を知らない不敬虔な考え方である。神の愛は決して「可愛さ余って憎さ百倍」という愚かなものではない。

第1ヨハネ3:15
兄弟を憎む者はみな、人殺しです。いうまでもなく、だれでも人を殺す者のうちに、永遠のいのちがとどまっていることはないのです。

1.第1ヨハネ3:15は、大罪への警告である。

【内容観察】

「兄弟を憎む者はみな、人殺しです。」⇒主の戒めの真反対。
「憎む』ことは、互いに愛し合う関係を破壊する大罪である。
理由はどうであれ、兄弟に対して悪い思いや感情を抱くことによって永遠のいのちが留まらなくなる。大罪に気づくための忠告と警告。

【敬聴】

大罪を避ける三つの買い物を考える
(黙示録3:18)
わたしはあなたに忠告する。豊かな者となるために、火で精練された金をわたしから買いなさい。また、あなたの裸の恥を現わさないために着る白い衣を買いなさい。また、目が見えるようになるため、目に塗る目薬を買いなさい。

三つのものを手に入れるための代価を支払う覚悟が必要。それぞれを手に入れるためには、どのように代価を支払う必要があるのかを考えてみましょう。

(1)豊かな者となるための火で精錬された金
第1ペテロ1:7
信仰の試練は、火を通して精練されてもなお朽ちて行く金よりも尊いのであって、イエス・キリストの現われのときに称賛と光栄と栄誉に至るものであることがわかります。

 

(2)裸の恥を現さないための白い衣
第1ペテロ4:8
何よりもまず、互いに熱心に愛し合いなさい。愛は多くの罪をおおうからです。

 

(3)目が見えるようになるための目薬
ヨハネ9:39〜41
そこで、イエスは言われた。「わたしはさばきのためにこの世に来ました。それは、目の見えない者が見えるようになり、見える者が盲目となるためです。」
パリサイ人の中でイエスとともにいた人々が、このことを聞いて、イエスに言った。「私たちも盲目なのですか。」
イエスは彼らに言われた。「もしあなたがたが盲目であったなら、あなたがたに罪はなかったでしょう。しかし、あなたがたは今、『私たちは目が見える。』と言っています。あなたがたの罪は残るのです。」

2.「憎む」を『反面教師』とする

箴言15:17
野菜を食べて愛し合うのは、肥えた牛を食べて憎み合うのにまさる。

  ★『反面教師』(はんめんきょうし)の意味
悪い見本として反省や戒めの材料となる物事。そのような人物。
(中国の毛沢東が演説の中で使った言葉)
日本のことわざ「人のふり見て、我がふり直せ。」

【内容観察】

肥えた牛を食べるほどの豊かさはないけれども、憎み合うという、野菜しか食べられない貧しさの愛でないことを幸せに思う。

【敬聴と適用】

このみことばから『反面教師』とするところを見つけましょう。
そして、身近に『反面教師』となる人物によって学ぶことの出来るポイントを考え、その人を祝福しましょう。

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