2011  devotion

愛という注ぎの油

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第1ヨハネ2:20
あなたがたには聖なる方からの注ぎの油があるので、だれでも知識を持っています。

 

1.『注ぎの油』と『知識』について

【内容観察】
あなたがたには愛なる神様からの聖い愛を受けて証人と任命されているので、みな真理の知識が与えられています。

【敬聴】
(1)『聖なる方』⇒ 愛なる神様

(2)『注ぎの油』⇒ 神の代理人、証人として任命されること。
その人には神の霊が下るようになる。

第1サムエル16:12〜13
エッサイは人をやって、彼を連れて来させた。その子は血色の良い顔で、目が美しく、姿もりっぱだった。主は仰せられた。「さあ、この者に油を注げ。この者がそれだ。」サムエルは油の角を取り、兄弟たちの真中で彼に油をそそいだ。主の霊がその日以来、ダビデの上に激しく下った。サムエルは立ち上がってラマへ帰った。

(3)『〜があるので』⇒ 神に代わって事を行なうために選ばれるほど、
神から愛を受けているという意味。

(4)『知識』⇒ 神の愛からもたらされる真理の知識

ヨハネ14:26
しかし、助け主、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、また、わたしがあなたがたに話したすべてのことを思い起こさせてくださいます。

(5)『油』⇒聖霊

第2コリント1:21
私たちをあなたがたといっしょにキリストのうちに堅く保ち、私たちに油を注がれた方は神です。

(6)神の愛も注がれている

ローマ5:5
この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。

★これらのことから「愛と注ぎの油と知識」との関連を考えてみましょう。

2.『愛月撤灯』あいげつてっとう

ガラテヤ6:19
しかし私には、私たちの主イエス・キリストの十字架以外に誇りとするものが決してあってはなりません。この十字架によって、世界は私に対して十字架につけられ、私も世界に対して十字架につけられたのです。

★『愛月撤灯』の意味

物や人を偏愛または愛玩することの程度がはなはだしいこと。

「月を愛して灯を撤す」と訓読みする。中国の故事より。
中国唐の時代、蘇が詩文を作り酒を飲む席で、月の明かりがあまりにも清らかな為、灯燭を撤去させたという故事。

【内容観察】
 
 

【敬聴】
「十字架以外に誇りとするものが決してあってはならない」という強い思いについて考えてみましょう。

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