2010 　devotion ◆ 恩典遵守　おんてんじゅんしゅ 神のことばに従いよく守ることによって、 恵みのあるとりはからいを受ける幸いのことをいう。

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ルカ11：28
しかし、イエスは言われた。「いや、幸いなのは、神のことばを聞いてそれを守る人たちです。」

１．「幸い」について

運が良く、恵まれた状態にあること（広辞苑） （英語）Blessed=神聖な、神の恵みをうけた、幸せな。 ユダヤ人の女性（ルカ11：27） イエスが、これらのことを話しておられると、群衆の中から、ひとりの女が声を張り上げてイエスに言った。「あなたを産んだ腹、あなたが吸った乳房は幸いです。」 幸運なめぐり合わせによってもたらされた神の恵み、幸せ。ある特定の人だけに与えられた幸い。 イエスの答え（ルカ11：28） しかし、イエスは言われた。「いや、幸いなのは、神のことばを聞いてそれを守る人たちです。」 女性の呼び掛けに対して、イエス様が答えられた幸いは、特定の人だけのものではなく、自分の意志によって手にすることができるものであると言われた。 【考えてみましょう】 『私は幸いです』と言える、あなたの基準についてはっきりさせておきましょう。

２．どうして「神のことば」なのか？

A）すべては『ことば』から始まった（ヨハネ1：1〜3） 初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。この方は、初めに神とともにおられた。すべてのものは、この方によって造られた。造られたもので、この方によらずにできたものは一つもない。 すべての存在は、神のことばによって存在し、神のことばによって成り立っている。神のことばに逆らうことは、存在の成り立ちを崩すことになる。 【考えてみましょう】 願いや目標を実現するために、それを告白し続けることと、そうでないのとでは、どのような違いがあるでしょう。 B）神のことばには権威（力）がある（ルカ7：7-8） ですから、私のほうから伺うことさえ失礼と存じました。ただ、おことばをいただかせてください。そうすれば、私のしもべは必ずいやされます。と申しますのは、私も権威の下にある者ですが、私の下にも兵士たちがいまして、そのひとりに『行け。』と言えば行きますし、別の者に『来い。』と言えば来ます。また、しもべに『これをせよ。』と言えば、そのとおりにいたします。」 百人隊長は、権威のあることばについて悟っていたので、イエス様にことばだけを要求しました。 【考えてみましょう】 尊ぶべきことばを尊んでいるでしょうか？

３．「聞いて守る」ことについて

★（ルカ8：18） だから、聞き方に注意しなさい。というのは、持っている人は、さらに与えられ、持たない人は、持っていると思っているものまでも取り上げられるからです。」 どうして「聞き方に注意」しなければならないのかを考えてみましょう。 （マルコ4：9） そしてイエスは言われた。「聞く耳のある者は聞きなさい。」 『聞き方』と『聞く耳』の共通点は、聞く時の心の姿勢にあります。

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