2007  devotion

終始一貫 しゅうしいっかん
始めから終わりまで一筋に態度や行動を変えないこと。

 

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イザヤ30:18
それゆえ、主はあなたがたに恵もうと待っておられ、あなたがたをあわれもうと立ち上がられる。主は正義の神であるからだ。幸いなことよ。主を待ち望むすべての者は。

8月13日(月)〜8月18日(土)
下記のポイントから自由にデボーションしてください。


神様は私たちひとりひとりを大切に思われ、目を止めてくださり、いつも見放すことなく、変わりなく、導き続けてくださっています。
今日は、創世記に出てくるヤコブの人生から、主の導きによって、ヤコブがどのように変えられていったのかを見てまいりましょう。

1.双子の兄弟エサウとヤコブ

⇒ 長子の権利への意識の違い

創世記25:21〜34
イサクは自分の妻のために主に祈願した。彼女が不妊の女であったからである。主は彼の祈りに答えられた。それで彼の妻リベカはみごもった。子どもたちが彼女の腹の中でぶつかり合うようになったとき、彼女は、「こんなことでは、いったいどうなるのでしょう。私は。」と言った。そして主のみこころを求めに行った。すると主は彼女に仰せられた。「二つの国があなたの胎内にあり、二つの国民があなたから分かれ出る。一つの国民は他の国民より強く、兄が弟に仕える。」出産の時が満ちると、見よ、ふたごが胎内にいた。出産の時が満ちると、見よ、ふたごが胎内にいた。そのあとで弟が出て来たが、その手はエサウのかかとをつかんでいた。それでその子をヤコブと名づけた。イサクは彼らを生んだとき、六十歳であった。この子どもたちが成長したとき、エサウは巧みな猟師、野の人となり、ヤコブは穏やかな人となり、天幕に住んでいた。イサクはエサウを愛していた。それは彼が猟の獲物を好んでいたからである。リベカはヤコブを愛していた。さて、ヤコブが煮物を煮ているとき、エサウが飢え疲れて野から帰って来た。エサウはヤコブに言った。「どうか、その赤いのを、そこの赤い物を私に食べさせてくれ。私は飢え疲れているのだから。」それゆえ、彼の名はエドムと呼ばれた。するとヤコブは、「今すぐ、あなたの長子の権利を私に売りなさい。」と言った。エサウは、「見てくれ。死にそうなのだ。長子の権利など、今の私に何になろう。」と言った。それでヤコブは、「まず、私に誓いなさい。」と言ったので、エサウはヤコブに誓った。こうして彼の長子の権利をヤコブに売った。ヤコブはエサウにパンとレンズ豆の煮物を与えたので、エサウは食べたり、飲んだりして、立ち去った。こうしてエサウは長子の権利を軽蔑したのである。

★考えてみましょう
兄エサウ〜「長子の権利など、今の私に何になろう。」
 〜俗悪(ヘブル12:16)
また、不品行の者や、一杯の食物と引き替えに自分のものであった長子の権利を売ったエサウのような俗悪な者がないようにしなさい。

弟ヤコブ〜父イサクを意図的にだます〜人間的知恵、狡猾

2.逃げたヤコブ

創世記28:15
見よ。わたしはあなたとともにあり、あなたがどこへ行っても、あなたを守り、あなたをこの地に連れ戻そう。わたしは、あなたに約束したことを成し遂げるまで、決してあなたを捨てない。」

★考えてみましょう
ベテルでの出来事  (*ベテル=意味「神の家」)

伯父ラバンのところで

3.エサウとの和解へ

創世記32:24〜28
ヤコブはひとりだけ、あとに残った。すると、ある人が夜明けまで彼と格闘した。ところが、その人は、ヤコブに勝てないのを見てとって、ヤコブのもものつがいを打ったので、その人と格闘しているうちに、ヤコブのもものつがいがはずれた。するとその人は言った。「わたしを去らせよ。夜が明けるから。」しかし、ヤコブは答えた。「私はあなたを去らせません。私を祝福してくださらなければ。」その人は言った。「あなたの名は何というのか。」彼は答えた。「ヤコブです。」その人は言った。「あなたの名は、もうヤコブとは呼ばれない。イスラエルだ。あなたは神と戦い、人と戦って、勝ったからだ。」

★考えてみましょう
ペヌエルでの出来事  (*ペヌエル=意味「神の御顔」)
 神と格闘するヤコブ〜もものつがいが外れる

名前がイスラエルとなる。

* ガラテヤ6:15
大事なのは新しい創造です。

* ガラテヤ3:26
あなたがたはみな、キリスト・イエスに対する信仰によって、神の子どもです。

神様とあなたの間には、どのくらい距離があるでしょうか。

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