欲望=自分の欲するものに執着して飽くことを知らないこと。
非常に欲深いこと。
「民主化」の落とし穴 (第1テモテ6:9)
金持ちになりたがる人たちは、誘惑とわなと、また人を滅びと破滅に投げ入れる、愚かで、有害な多くの欲とに陥ります。
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民主化とは、政治的には民主主義を導入し、経済的には市場経済に移行すること。
民主主義は「自由」をもたらし、市場経済は資本主義体制を確立させた。
資本主義の本質は欲望のエネルギーを最大化するシステム
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資本主義発展のシステムは、人間に外部からの刺激を与えて欲望を生じさせることによって「差」を感じさせ、その「差」を満たすために各人が欲望に基づいて「競争」し、経済が活発化することによる。
「差」があって、かつ自由な競争が行なわているところでは、欲望のエネルギーが最大化する。
この自由競争とはつまり「奪い合い」である。
資本主義は、だれでも奪い合いに参加できる自由な社会のことと言える。 |
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民主化⇒民主主義⇒市場経済⇒資本主義という欲望のエネルギーに満ちている社会において、有害な欲に陥らないように。
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貪欲に対する注意と警戒
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(ローマ13:14)
主イエス・キリストを着なさい。肉の欲のために心を用いてはいけません。
(コロサイ3:5)
ですから、地上のからだの諸部分、すなわち、不品行、汚れ、情欲、悪い欲、そしてむさぼりを殺してしまいなさい。このむさぼりが、そのまま偶像礼拝なのです。
(テトス2:12)
私たちに、不敬虔とこの世の欲とを捨て、この時代にあって、慎み深く、正しく、敬虔に生活し、
(第1ペテロ2:11)
愛する者たちよ。あなたがたにお勧めします。旅人であり寄留者であるあなたがたは、たましいに戦いをいどむ肉の欲を遠ざけなさい。 |
イエス・キリストの「死」と「葬り」と「復活」が、貪欲に対してどのように効果を発揮するのかを考えてみましょう。
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(ガラテヤ5:24)
キリスト・イエスにつく者は、自分の肉を、さまざまの情欲や欲望とともに、十字架につけてしまったのです。
(ローマ6:4)
私たちは、キリストの死にあずかるバプテスマによって、キリストとともに葬られたのです。それは、キリストが御父の栄光によって死者の中からよみがえられたように、私たちも、いのちにあって新しい歩みをするためです。 |
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